日本代表、“縁の下の力持ち”浅野拓磨のバックアップメンバー離脱を発表…20日に帰国へ

日本サッカー協会（JFA）が浅野拓磨のバックアップメンバー離脱を発表した。

日本サッカー協会（JFA）は20日、ロシア・ワールドカップを戦う日本代表のバックアップメンバーとして、チームに帯同していたFW浅野拓磨が、同日に帰国することを発表した。

浅野は、2015年の東アジアカップの北朝鮮戦でA代表初出場を果たすと、2016年にはU-23日本代表としてリオ・オリンピックメンバーに選出。グループリーグで敗退したものの2ゴールをマークした。

そして昨年8月には、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督に抜擢される形で、大一番のオーストラリア戦に先発出場すると、6大会連続6度目のW杯出場を手繰り寄せる貴重な先制点をマークした。

クラブでは2016年7月にサンフレッチェ広島からアーセナルへ完全移籍。その後すぐブンデスリーガ2部のシュトゥットガルトへ期限付き移籍したが、徐々に出場機会が減っていき、一時は4部所属のリザーブチームで調整することもあった。

その影響もあり、西野朗監督はロシアW杯に臨む23名に浅野を加えず。しかし、バックアップメンバーとして帯同し、本田圭佑の誕生日に一人体を張った曲芸で雰囲気を盛り上げるなど、縁の下の力持ちとしてチームを支えた。

浅野はコロンビア戦をもって日本代表から離脱。20日に帰国の途に就く。