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日本代表主将・長谷部誠「攻撃の改善が必要」と危機感…バックアッパーの化学反応に期待

「自分たちが取り組んできたことに自信を持つ。その意味では勝利が一番欲しかったので、非常に残念な気持ちです」

現地時間8日に行われたスイス戦は、0-2の完敗。日本代表の主将・MF長谷部誠は肩を落とす。

「PKとCKのカウンターから失点。勝負弱さが出てしまった」と、失点シーンを振り返りながらも、それ以外の場面に関しては「負けておいて言うのもなんですが、本当にやられたというシーンは、そこまでない」と、守備面の向上に手ごたえをつかんだようだ。

一方、攻撃については、5月30日に行われたガーナ戦を含め、「最後のアイデアとか精度とか、そこは明らかに欠けている」と指摘する。スイス戦では自身もシュートを放っていたが、「もちろんロングシュートは必要だと思いますが、そこだけではなく、やはり崩しとか(も必要)。相手のミスからいい形でボールを奪い、相手の陣形が整ってない時にカウンターという形もできたのですが、そうした場面で迫力がない。これまでのトレーニングは守備に時間を割いていますが、攻撃は間違いなく改善しなければいけない」と、危機感を抱いているようだ。

ガーナ戦では3バックの中央。4バックを採用したスイス戦では、MF大島僚太とともに中盤の底を任された。長谷部は「監督の考えは、4バックがベース。試合展開によっては5枚で守ることもある」と、自身のポジションについて語る。

2018FIFAワールドカップ・ロシア本戦まで、12日のパラグアイ戦を残すのみとなった。西野朗監督は次戦、スイス戦のバックアップメンバー起用を明言している。その点については、「そこは監督が決める部分」だと強調。「ここまでチャンスのない選手が(良いパフォーマンスを)見せれば、化学反応が起こるかもしれない」と、結果論でしかないと語った。

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