2018-11-16-japan-venezuela-doan-2.jpg©Getty Images

日本代表で欠かせぬ存在になるために…堂安律がこだわるゴールという“結果”

日本代表でレギュラーに定着しつつあるMF堂安律だが、慢心ない。自分が追い求めるゴールという結果にこだわり続けている。

キリンチャレンジカップでベネズエラ代表と対戦した日本代表。前半のうちに酒井宏樹のゴールで先制したものの、後半にPKで追いつかれて1-1のドローに。森保ジャパン発足後、4連勝達成とはならなかった。

ここまで4試合すべてに出場している堂安。右サイドでは欠かせない存在となっているようにも見えるが、ゴールへのこだわりを明かしている。

「(代表に欠かせない存在になるために必要なものは?)得点だと思います。1試合に1点、絶対取ることが目標ですし、それができないとここでは生き残っていけない。いくら内容が良くても、結果にフォーカスする必要があると思います」

「もちろん反省点は多いですし、前線の選手として1点というのは物足りないので、そこは反省しながら次の試合に進みたいと思います」

ベネズエラ戦では77分にベンチへと下がったが、最後まで戦い続けたかったと明かしている。

「今日も走れる気がしましたし、本当に最後までやりたかったというのが自分の感想。強度もすごく上がっている中で、最近は後半の方が走れると感じることが多いので、楽しかったです。ただ、プロなので勝つべきだったし、決めるところで決め切るべきだったかなと思います」

また、右サイドでコンビを組む酒井宏樹については、「トレーニングもポジティブにやらせてもらっていて、前を向いたときの守備だけやってくれれば、後ろの守備は全部やってくれると言ってくれているし、とても信頼できる選手です」と全幅の信頼を置いているとし、約束事を明かしている。

「相談していて、宏樹くんは前への推進力がある選手なので、そこのスペースを開けるために中にいきます。時にはサイドに張っているシーンもあったので、そういうのはもっとうまく使い分けながらですね」

森保ジャパン発足後、二列目の堂安、南野拓実と大迫勇也がポジションを入れ替えながら、チャンスメイクに絡んでいくことが多くなっている。堂安は「フィーリング」としつつ、自由にやらせてもらっていると感謝を述べた。

「まったく話していないです。ただ、本当にすごいと思うのは、俺が真ん中を取っていったら、勝手に右サイドにいってくれるし、迫くん(大迫勇也)がよく流れてくれる。何も話していないのに。逆にしゃべりすぎても相手に雰囲気を読まれるし、それはさすがだなと思ってプレーしていました」

「今日の感覚はすごく良かったですね。(中島)翔哉くんがボールを持った時とか、迫くんが持ったときの裏の抜け出しとかは、点が取れる予感がすることが多い」

「(周りも自分のプレーをわかってくれている?)はい。カットインしたときの動き出しとかもすごく早くなっているし、本当に自由にやらせてもらっている分、なんとか結果を残したいと思います」

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