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日本、三好康児のゴールで先制も…初戦はトルコに逆転負け/トゥーロン国際

■トゥーロン国際 日本 1-2 トルコ

日本:三好康児(44分)
トルコ:アクチャイ(61分、75分)

現地時間28日、第46回トゥーロン国際大会2018が行われ、日本はトルコとの初戦を1-2で落とした。

1997年1月1日以降に生まれた選手たちで構成されるU-21日本代表、いわゆる東京五輪世代が、トルコ、ポルトガル、カナダと同組となったトゥーロン国際大会に臨む。

初戦の相手、トルコは日本よりも体格で上回るが、立ち上がりからペースを握ったのは日本。後方からの落ち着いたビルドアップでトルコのプレスをいなし、両サイドを機転に攻め込んでいく。

この世代は小川航基ら、10年ぶりに出場権を獲得したU-20ワールドカップのメンバーが中心となっているが、すでにJリーグのクラブでプレーしている選手が多く、初戦だからといってまったく浮き足立った様子はない。ややボコボコした芝生でも、苦もなくボールをつないでいく。

中盤の攻防で優位に立ちサイドを攻略する日本だが、肝心のゴール前をこじ開けることができない。エースの小川が相手の激しいマークに遭いなかなか前を向いてプレーできない中、17分には井上潮音、中山雄太を経由し前線で受けた小川がシュート。これはGKにはじかれるが、ようやく小川らしいプレーが出た場面だった。

強引なミドルシュートがクロスバーを直撃する危ない場面もあったが、前半のトルコのチャンスはその場面のみ。40分間(トゥーロン国際は40分ハーフ)の多くの時間で優位に試合を進めていた日本だが、得点は奪えずスコアレスで後半へ。

迎えた後半、立ち上がりに日本が先制に成功する。44分、カウンターから森島司がドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリア内右にラストパス。これを受けた三好康児が得意の左足でゴール左へと流し込んだ。

その後も追加点を狙って攻める日本は、53分に井上を下げて杉岡大暉を投入。先制しても大崩れしないトルコの守備陣に対し、前半同様にサイドを起点に攻勢を続ける。

しかし、一瞬のミスを突かれて61分に失点してしまう。GK山口瑠伊からの横パスが弱く、杉岡のクリアはトルコの選手にブロックされる。そのままゴール前でつながれ、最後はアクチャイに決められ同点に追いつかれた。

67分、小川に代えて田川亨介を投入し勝ち越しゴールを狙う日本だが、同点に追いついたトルコが勢いに乗って日本ゴールへと迫る。すると72分、エリア内でのルーズボールを拾いにいった杉岡がバウンドボールを手に当ててしまいPKを献上。絶体絶命のピンチとなるが、正面へのキックはGK山口が残した足でブロックしチームを救う。

日本は74分、森島に代わって遠藤渓太を投入。しかし直後、トルコが逆転ゴールを奪う。75分、右サイドを崩され、折り返しのこぼれ球をアクチャイがジャンピングボレーで合わせる。DFがブラインドとなりGK山口も反応しきれず、手痛い失点を喫してしまう。

残り時間少ない中、必死に同点ゴールを狙う日本だが、なかなかシュートチャンスが作れない。78分、DFの椎橋慧也に代えてFWの上田綺世を投入し前線の人数を増やした日本だが、アディショナルタイムの2分も含めてトルコがしたたかに時間を使い、日本が同点に追いつくことは叶わず1-2で逆転負けを喫した。

日本の次戦は31日、強豪ポルトガルと対戦する。

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