日本代表は12日、国際親善試合でパラグアイと対戦し、4-2で逆転勝利を収めた。ドイツメディア『シュポルト1』は、「ワールドカップに向けたリハーサルは成功した」と伝えている。
ブンデスリーガ1部・2部のクラブに所属する選手が7人と今年のW杯に挑む代表チームのなかでドイツ代表、スイス代表に続いて3番目に多い日本代表。W杯では同組ではなくても、日本が臨んだW杯前最後の試合の模様はドイツの各メディアでも伝えられる。
『シュポルト1』は「日本代表は西野朗監督が就任して3試合目で白星を手にし、W杯に向けたリハーサルは成功した」と報道。試合は前半には失点を許すも「乾貴士の2ゴール、フェデリコ・サンタンデールによるオウンゴール、そしてドルトムントの香川真司が決めたことで、日本は妥当な勝利を収め、昨年12月以来となる白星を獲得した」と日本代表のプレーは勝利に値したと記されている。
そんななか、やはりブンデスリーガでプレーする選手たちに注目されている様子。香川のほか、DF酒井高徳(ハンブルガーSV)やFW武藤嘉紀(マインツ)が先発出場を果たし、後半にはFW宇佐美貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)やブレーメン加入のFW大迫勇也、ハノーファー移籍が決まったMF原口元気らが投入されたことについても触れられた。
なお、同メディアはパフォーマンスに関しては、とりわけ「パラグアイ戦でずば抜けていた」香川のプレーを称賛。「元ブンデスリーガ選手の乾」が決めた2ゴールをいずれもアシストしたことが高い評価に結びついたようだ。

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