日本の命運も握るポーランドvsセネガル、カギはやはりレヴァンドフスキ？【データで見るロシアW杯対戦カード】

いよいよ開幕したロシア・ワールドカップ。『Opta』のデータを用い、開幕戦で興味深い情報をチェックしよう。

いよいよ開幕したロシア・ワールドカップ。19日にはグループH初戦が行われ、ポーランドとセネガルが対戦する。

重要な初戦を前にデータで両チームの情報をチェック。以下はデータサイト『Opta』による両チームの情報となっている。

■ポーランド対セネガルは、今回が初顔合わせ。

■ポーランドは、W杯でアフリカ勢に過去3試合で負けたことが無い(1勝2分)。だが、これら3試合であげたのは1得点のみ。

■ポーランドにとって今大会は8度目、06年大会以来の出場となる。最後に決勝トーナメント進出を果たしたのは86年大会。その後02年、06年大会ではグループステージ突破を逃した。

■ポーランドは、直近のW杯8試合で2勝しか挙げられておらず、この8試合すべてで失点している。最後にクリーンシートを達成したのは、86年大会のポルトガル戦での1-0にまでさかのぼる。

■ポーランドは、過去7度あった大会初戦で74年大会の3-2で勝利したアルゼンチン戦しか白星をあげられていない(3分3敗)。過去5つの大会で、1ゴールしかあげられていない。

■セネガルは2大会目の出場で、初出場は02年大会。当時は準々決勝まで進出し、トルコに敗れた。

■セネガルは、02年大会のグループステージで無敗だった(1勝2分)。第1戦では当時のディフェンディングチャンピオンのフランスに1-0で劇的な勝利をあげた。

■ロベルト・レヴァンドフスキは、18年大会欧州地区予選で16ゴールをあげて予選得点王に輝いた。ポーランドが決めた28ゴールの実に57%を彼が奪っている。他に複数得点をあげたのは、3得点のカミル・グロシツキだけだ。

■セネガルでは、18年大会アフリカ地区3次予選でディアフラ・サコだけが複数得点を決めた。また最多の3アシストをあげたのはサディオ・マネ。

■ポーランドのアダム・ナワルカ監督にとって、準々決勝進出を果たしたEURO2016に次いで母国を率いて臨む2度目の大舞台となる。EURO2016でポーランドは2勝3分けと負けなしだった。彼自身は選手として1978年大会でW杯を経験しており、6試合のうち5試合に出場した。

■セネガルのアリュー・シセ監督にとって、今大会はアフリカ・ネイションズ・カップ2017(ベスト8進出)に次ぐ大きな大会となる。現役時代には、02年大会でキャプテンとしてW杯を経験している。