方向性の変化を感じる吉田麻也。西野新体制は「すごい新鮮で楽しい」

サウサンプトンに所属するDF吉田麻也が西野朗新監督の下、方向性の変化を感じているようだ。

日本代表DF吉田麻也が、西野朗監督の下で「すごい新鮮で楽しくやれている」と満足感を示した。

30日に行われるキリンチャレンジカップ2018のガーナ戦に向けて、現在合宿を行っている日本代表。4日目を迎えたものの、各選手のコンディションにバラつきがある状態だ。

吉田も「まだポジショニングっていうよりはコンディショニングの方が比重は大きめだと思います」と、コンディションの調整段階であることを明かした。

西野新監督となって練習から方向性の変化が見られている。「練習自体の内容もテンポも違うので新鮮ですね」と語る吉田は、続けて「僕はプロになってからあんまり日本人の監督の下でプレーしてないので、僕的にはすごい新鮮で楽しくやれてます」とストレスなくトレーニングを消化できているようだ。

方向性の変化によって練習も含めたすべてが「全然違う」と表現した吉田だが、とにかく今は「他にもケガしてる選手が多かったり、コンディションを上げなきゃいけない選手が多い。なるべく早く、1人でも多く良い状態でスタートできるようにしたい」と強調した。

そして24日に、右ひざ痛により3年ぶりに代表復帰を果たしたサンフレッチェ広島MF青山敏弘が代表を離脱することが決定。青山本人も「しばらく代表を離れていて本番直前のチャンスをもらえたなか、チームにも入れずケガで断念することになり非常に残念です」と悔しさを滲ませていた。

吉田は直前になっての青山離脱に「僕も練習行く直前に聞いた。悔しさはすごくあるでしょうけど、仕方ないですね」とケガの状態を察していた。