「数百倍、数万倍悔しい」仙台の渡邉晋監督、それでも前を向きサポーターに感謝「ドアウェーの“ド”を取ってくれた」

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天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝、浦和レッズvsベガルタ仙台の一戦が9日に埼玉スタジアム2002で行われ、1-0で浦和が勝利した。クラブ史上初の国内主要タイトル獲得に一歩届かなかった仙台の渡邉晋監督が試合後、会見に出席して熱戦を振り返った。

満員の埼玉スタジアム2002で行われた一戦について、渡邉監督はまず、「ドアウェーの埼玉スタジアムを覚悟して乗り込みました。ドアウェーの“ド”が取れたくらいの大勢のサポーターに感謝を申し上げます」と語り、大きな声援で選手を後押しした仙台のサポーターへのお礼を述べた。

さらに、13分に宇賀神友弥にスーパーゴールを決められた試合展開について、渡邉監督は「難しい展開になりましたが、その後は我々がボールと相手を動かすことができました。最後の一押しというところがなかなか今日は、ゴールに結びつかなかった」と、ラストプレーの部分に課題があったと振り返った。

仙台にとっては、クラブ史上初の決勝だったが、「最後こういう形で悔しさが残りますし、準決勝で突破した喜びよりも数百倍、数万倍悔しいです」と胸中を明かした渡邉監督だが、「この悔しさをもって、選手、チーム全体が進んでいかなければいけない。下を向かずに顔をあげて仙台に帰って、明日最後の行事があるので仙台の皆さんにお会いしたい」と前を向く。

そして、「この悔しさを味わえばもう一度っていう思いも皆が持つと思います。現場だけでなく、周りの方の思いやエネルギーも高まってくれば、クラブとして仙台・宮城・東北という地域としても、いろんなものがレベルアップすると思います。ここで僕が、『リーグ残留すればいいよ』、『天皇杯も去年1回戦で負けたから今年は2回戦いけばいいよ』というのであれば、付いてきてくれる人も付いてこない。多少背伸びかもしれませんが、それを発言して、実現してこそ男だと思う」と、改めて向上心を持つことが大事だと、すでに気持ちを切り替える渡邉監督。「ここを突き破って今度こそはメダルなりカップなりを取ってこの会見場に戻ってきたい」と、就任6シーズン目に向けて強い意志を示し、会見を締めくくった。

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