Mesut Ozil ArsenalGetty Images

批判を続けるキーオン氏にエジル代理人が痛烈返答「今の選手たちに嫉妬しているだけ」

アーセナルに所属するメスト・エジルの代理人、エクトル・ソグト氏はクラブOBからの批判に苦言を呈した。

3日に行われたヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリー戦でのエジルのプレーには、クラブOBから非難が殺到。特にマーティン・キーオン氏は「ユニフォームを着るに値しない」と辛辣な批判を浴びせた。これを受け、ソグト氏は『Goal』のインタビューでキーオン氏のエジル批判はひがみにしか聞こえないと糾弾した。

「マーティン・キーオンは元フットボール選手というだけで、スター選手を非難している。彼はフットボールとのつながりをこれからも持っていたいのか、もしくは単に嫉妬しているかのどちらかだろう。私にはわからないが、現代のフットボーラーのサラリーやメディアへの露出に嫉妬しているのだろう。でも、何度も何度も批判ばかりで、はっきり言って少し退屈だ」

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「彼はアーセナルを退団して、エヴァートンやアストン・ヴィラでプレーした。その理由はここでプレーするに不十分だっただけだ。その後、アーセナルに戻っては来たが、控えだった。常に(トニー)アダムス、(スティーブ)ボールド、(リー)ディクソン、(ナイジェル)ウィンターバーン、それに(ソル)キャンベル、(コロ)トゥーレ、ローレン、(アシュリー)コールの影に隠れていた」

「特にオールド・トラッフォードでの(ルート)ファン・ニステルローイへの振る舞いはアーセナルにとって恥ずべきものだった。仮にメストや今の選手たちがあのような行動をとれば自身やクラブにダメージを与えかねない。それに2004年のインビンシブルのシーズンにおいて、出場機会が十分ではない彼はそのチームの一員でも何でもない」

また、キーオン氏がアーセナルでコーチを務めていたことにも触れ、「以前に彼はコルニーでコーチングスタッフを務めていたが、突然辞めた。彼は批判ができるほどフットボールのことを理解しているのになぜ辞めたんだ? ヴェンゲルや選手、スタッフが彼にいてほしくなかったからではないのか?」と言及。

「クラブから離れて以降、何年もヴェンゲルの批判ばかりだ。そして、ヴェンゲルが離れることが決まったとたんに、キーオンは称賛し始めた。バーンリー戦の後なんてロベール・ピレスらのレジェンドに混ざってでかい顔をしてセレモニーに参加していた」

ソグト氏は、続けて「メストはドイツ代表として89試合に出場して、フットボール界で最も偉大なトロフィーを手にした。キーオンに至ってはイングランドでたった43試合に出場したに過ぎない」とキャリアを比べる限りキーオン氏はエジルを批判する立場にないと一蹴した。

さらに、アーセナルについて「今年のアーセナルはホームで54ゴールを挙げてクラブの最高記録に並んだ。攻撃陣は問題ない。問題はディフェンスだ。その原因がメストにあるのか? なぜキーオンはメストばかりに非難を浴びせるのか?」と強調。

「彼は他の解説陣(ティエリ・アンリ氏やフランク・ランパード氏ら)と比べて無名だから有名な選手を批判するしか方法がないのだろう。それに、アトレティコ戦の戦犯としてメストの名前を挙げて、自分はヒーロー気取りか?」

「彼の言葉に傷ついたからではなく、間違ったことをいっているから反論している。メストはクラブを引っ張ろうとしているのだから、彼はクラブから距離を置いて、くだらないことや間違ったコメントをすればいい。くだらない冗談でメストを精神的に追い詰めようとしている。精神的なダメージを与えるようなジョークが面白いと思うのか?」

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