最下位ハンブルガーSV(HSV)の主将を務めるDF酒井高徳に対して、批判が集中しているようだ。だが、クリスティアン・ティッツ監督は同選手への信頼を強調した。
前節には最下位に転落したHSVだが、3月31日に行われたブンデスリーガ第28節アウェーのシュトゥットガルト戦は1-1とドロー。ティッツ新監督の下で臨んだ2試合で白星を獲得できず、15試合未勝利とクラブ史上初の2部降格が現実味を増している。
地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』によると、キャプテンマークを巻きながらも、パフォーマンスが安定しない酒井に周囲から批判の声が集まっているようだ。しかし、指揮官はこのように述べている。
「ゴーは両足を上手く使える、非常に面白い選手だ。サッカーインテリジェンスも高い。それに本来の彼のパスゲームも優れている。彼が外野にどう見られがちなのかも知っている。そういう見方をされると、どの選手でも動じるものだ」
酒井にとっては古巣との対決となったシュトゥットガルト戦。この一戦での出来について、ティッツ監督は次のように評価した。
「少々不安なプレーがあったが、優れたアプローチもたくさん見せてくれた。プレッシャーがかかる中、彼にボールを渡すことができれば、前方に向けたプレーにおいて解決策も見出してくれる。そして、守備ラインの一員としてもとても良い仕事をたくさんしてくれた」
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