チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、コーチの振る舞いに激怒したジョゼ・モウリーニョ監督に謝罪したと明かした。
20日に行われたプレミアリーグ第9節でチェルシーはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。チェルシーは、アントニオ・リュディガーの得点で先制に成功するも、後半に逆転を許す。しかし、試合終了間際にロス・バークリーが劇的な同点ゴールを挙げて2-2の引き分けに終わり、リーグ戦無敗をキープした。
しかし、同点ゴールの場面でトラブルが発生。第2アシスタントコーチのマルコ・イアンニ氏が喜びのあまりにベンチを飛び出し、モウリーニョ監督の目の前でガッツポーズ。これに激怒したマンチェスター・U指揮官は詰め寄ろうと席を立ち、スタッフやスチュワート、選手たちが止めに入る事態にまで発展した。
イギリス『スカイスポーツ』でこの件を問われたサッリ監督は「あのとき、起きたことを見ていなかったが、その後ジョゼと話した。もちろん、スタッフとも話した。なぜならこの件に関して言えば間違ったのは我々で、私はできる限りすぐに解決したかった。このことについて私はハッピーではない。ジョゼから事情を聴いて、この件で問題があったのは我々のほうだったと理解した」と過ちがあったことを認めた。
また、サッリ監督は会見で試合についても振り返った。「3ポイントのためにプレーしたかった。60分までは我々のフットボールができていたが、1-1になってからは我々のプレーができなかった。ロングボール中心となり、セカンドボールを拾えなかった。このような試合になればユナイテッドがより有利だ。このパフォーマンスには失望している」
「終盤での同点ゴールはオーケーだ。選手たちの自信という面でもオーケーだ。しかし、この試合を見返さなければならない。試合中はベンチに座って状況を見守っていたが、今から後半の戦いを分析したいと思う」
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