愛媛FCは15日、間瀬秀一監督および眞中幹夫ヘッドコーチとの契約を解除すると発表。同時に、愛媛FC U-18の川井健太監督がトップチーム監督に就任すると発表した。
トップチームのヘッドコーチには、青野大介アカデミーダイレクターが就任。青野ヘッドコーチは引き続き、ダイレクター業務も兼任する。また、U-18監督には、U-18コーチの池田祐樹が就任した。
間瀬前監督は三重県出身の43歳。現役時代は中米やクロアチアなどでプレーした。指導者としては、2003年からジェフユナイテッド千葉でイビチャ・オシム監督の通訳やコーチを歴任。その後、ファジアーノ岡山や東京ヴェルディでのコーチ、ブラウブリッツ秋田監督を経て、2017年から愛媛の監督に就任していた。
間瀬前監督は愛媛公式サイトを通じ、以下のようにコメントしている。
「私の力が及ばず、クラブが現在の順位であることを大変申し訳なく思っています。苦しい状況の中でも、日々の練習・試合において全力で戦ってくれた選手とスタッフに心から感謝しています。また、いついかなる時も熱い声援でチームに力を与えてくださった、ファン・サポーターの皆さま、本当にありがとうございました」
「私はここでクラブを去りますが、最後まで絶対に諦めない愛媛FCらしいサッカーで、クラブを愛する全ての人々が喜び合えることを心から願っています」
眞中ヘッドコーチは茨城県出身の48歳。横浜FCや岡山、AC長野パルセイロ、アルビレックス新潟のコーチを経て、2018年から愛媛に就任していた。
眞中ヘッドコーチは「これまでご支援いただいた愛媛FCサポーターの方々を始め、愛媛FCを支えていただいた全ての皆さまに、心から感謝申し上げると共に、結果を残せず、おわび申し上げます。今後の愛媛FCの成功を心より願います」とコメントしている。
川井新監督は愛媛県出身の36歳。愛媛でプレーした後、愛媛FCレディースのコーチなどを歴任していた。川井新監督は愛媛公式サイトを通じ、以下のようにコメントしている。
「この度、愛媛FCより監督要請のお話をいただき、就任する決断を致しました。クラブ出身者として、愛媛県出身者として、プライドと覚悟を持って現在の順位・状況を打破していきます。そのためにはクラブを支えていただいている皆さまの力が必要です。皆さまのご声援・ご協力・ご支援のほどよろしくお願い致します」
愛媛は明治安田生命J2リーグ第14節を終えて20位。J3自動降格枠の21位とは得失点差で1差、22位とは勝ち点差1と低迷している。
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