悪い流れを断ち切りたい西野ジャパン。パラグアイ戦へ“一枚岩”で最終調整

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©Getty Images
日本代表は12日にロシアW杯前最後の親善試合、パラグアイ戦に臨む。西野朗監督の下、初戦のコロンビアとの大一番に向けて復調の兆しを見せることができるか。

8日に行われたスイス戦で敗戦を喫した日本代表は、翌日午前に事前キャンプ地のインスブルックへ移動し、チームはそのまま空港で一時解散。市街地で和食やイタリアンを楽しむ選手、ホテルに戻って静養する選手、コンディション調整に勤しむ選手など、思い思いの時間を過ごして同日夜に宿舎で再集合した。

ヨーロッパ入り後では初となるオフで心身ともにリフレッシュした10日は、午前中にホテルで1時間程度のミーティングを実施。スイス戦の映像を確認しながら攻守において選手間の意識をすり合わせる作業を進めた。昼食を挟んで午後はゼーフェルトの練習場で冒頭15分間のみオープンの非公開練習。左腰に違和感を覚えた大島僚太はホテルでの調整となった。

この日、練習場を騒然とさせたのは、いきなりド派手な金髪で現れた長友佑都。練習後は「スーパーサイヤ人になりたかったんですけど、ただのスーパーゴリラだった」と報道陣を笑わせたが、「気分も変えたかった。思いっきりました」と理由を説明した。

長友はこのイメチェンに先立ち、2007年のFIFA U-20ワールドカップで突然赤髪に変身したことのある槙野智章に「何色にしようかな」と相談を持ちかけていた様子。槙野には赤を推薦され、「シルバーにしようか、赤にしようか」と悩んでいたようだが、結果は鮮やかなゴールド。そんなチームメートの姿を見て、槙野は「帰ってきたらスーパーサイヤ人みたいになってました(笑)。奥さんにも好評みたいなので、いいんじゃないですか」と含み笑いを浮かべながら歓迎していた。

この日、スイス戦に長時間出場した選手は簡単に体を動かしたのみ。オフ明けの軽い練習メニューについて槙野に聞くと、「自分たちが前へ進むために何を話したらいいのかを整理することで、メンタルとフィジカルだけではなく、頭の中もリカバリーすることが目的」と明かしてくれた。

議論は明らかに積み重なっている。オフを利用した選手同士の会食も戦い方に関する話題で持ちきりになっていたという。そしてホテルでのミーティングで解決方法が見えた課題は、ある程度のところで打ち切って次の議論に進み、解決しなかった問題については昼食会場やグラウンドなどに場所を変え、ホワイトボードや食事会場のグラスなどを使いながら話し込んでいるそうだ。

この日もスイス戦でスタメン出場した選手たちは、西野朗監督が見守る中でピッチ脇に集まり、身振り手振りを交えて議論を重ねていた。これがまさにチームミーティングの延長線上にある“個別ミーティング”。実際にグラウンドに立ちながらプレスを仕掛ける位置などを確認することで、「頭の中に同じ絵を描くことができた」(槙野)と説明する。

その後、スイス戦のスタメン組は一足早く取材対応に臨んで宿舎へ移動。非公開練習ではパラグアイ戦での起用が予想されるメンバーがトレーニングを続けた。11日はパラグアイ戦に向けた公式練習が行われ、ワールドカップへ最後のテストマッチとなる国際親善試合に向けた最終調整を図ることになる。

文=青山知雄

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