「急に上手くなったわけではない」リーグ戦3連勝のミランにガットゥーゾは自信

ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、ケガ人が続出する中でのリーグ戦3連勝に満足している。

ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、4日のウディネーゼ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、劇的な勝利を喜んだ。

■ケガ人が続出した中での勝利

4位のミランは4日、セリエA第11節において敵地でウディネーゼと対戦。なかなかゴールを奪えず、スコアレスドローのまま後半アディショナルタイムに突入したが、試合終了間際に主将のDFアレッシオ・ロマニョーリが2試合連続となる決勝弾を挙げて1-0での劇的な勝利に導いた。リーグ戦3連勝を飾ったミラン指揮官のガットゥーゾは選手たちを称えた。

「今日のミランは勝利に相応しかった。しかもケガ人が多いなか、勝利を収めることができた。常にプレッシャーをかけてくるようなフィジカルが非常に強いチームが対戦相手だったが、選手たちのプレーは非常に気に入った」

「これまでが下手だったわけではないし、今、急に上手くなったわけでもない。前を向いて可能な限りポイントを勝ち取りたい。どこまでたどり着けるか見てみよう。勝っているときは、落ち着いて仕事ができる。今はボールの重みをより軽く感じられるはずだ。このまま落ち着いて前へ進んでいきたい」

ただミランでは、先月末からMFハカン・チャルハノールやMFルーカス・ビリアなどケガ人が相次いでいる。ガットゥーゾ監督の見解はどういったものなのだろうか。

「何もできることはない。運に恵まれなかった。目の前の1試合に集中し、ベティス戦へ向けて体力の回復に努めなければならない。（マッティア）カルダーラとビリアは難しいと思うが、他の選手たちが戻って来るはずだ。途中出場の（サムエル）カスティジェホや（ファビオ）ボリーニは素晴らしいプレーを見せてくれて満足している。皆の力が必要だ。（フランク）ケシエや（ティエムエ）バカヨコが素晴らしい仕事をしてくれたおかげもあり、守備は非常に良かった」

またミランの闘将は、負傷退場したFWゴンサロ・イグアインの状態についても言及。「背中を打ち、激痛を感じたようだ。過去にも背中の手術を受けているので、重傷でないことを願っている」と説明した。

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