元イングランド代表指揮官のファビオ・カペッロ氏は、守護神のジョーダン・ピックフォードの貢献を称えた。
2017年11月にイングランド代表としてデビューしたばかりのピックフォードは、わずか7カ月後にワールドカップで大活躍。コロンビア代表戦ではPK戦勝利の立役者になり、スウェーデン代表戦ではマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。24歳ながら突出したパフォーマンスを見せる同選手は、28年ぶりのベスト4進出に大きく貢献する。
この活躍を受け、2012年までイングランド代表を率いたカペッロ氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でようやく頼りにできる守護神が現れたとピックフォードを称賛した。
「(ギャレス)サウスゲートは2人のセンターバックだけだったら早期の帰国を余儀なくされたと考えたのだろう。そして、ゴール前に3枚のセンターバックを並べ、ようやくセーブのできるゴールキーパーを見つけ出した。ピックフォードは反応も良いし、ポジショニングの感覚も持っている」
カペッロ氏自身が率いていたころのイングランド代表では、GKにジョー・ハートらを起用するも不安定さを露呈し、主要大会で決勝トーナメント1回戦を突破できず。それから6年が経ち、信頼のできるGKが登場した今大会で同国代表は優勝できるチャンスが大いにあると同氏は語った。
「ファイナル?フランス対イングランドだ。そうなれば、イングランドが本命だと私は考えている」

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