サンフレッチェ広島は20日、ベガルタ仙台に期限付き移籍していたMF野津田岳人が来季より復帰することを発表した。
1994年生まれ、26歳の野津田は広島のアカデミー出身。13年にトップチームに昇格すると、森保一監督（現日本代表監督）の下、リーグ20試合に出場し、J1優勝を経験した。その後、アルビレックス新潟、清水エスパルスへのレンタルを経て17年途中より仙台へレンタルで加入。今季はリーグ23試合で2得点を記録した。さらに天皇杯では4試合に出場し、クラブ初のファイナル進出に貢献した。
広島復帰に際して野津田は「広島でもう一度サンフレッチェ広島の野津田岳人として輝くために戻ってきました！ここまで来るのに本当に長かったです。何年離れても、僕が広島でプレーしたいという気持ちがなくなることはありませんでした。この3年間の期限付き移籍で成長させてもらった姿を、僕が生まれたこの広島の地で見せられるように闘いたいと思います！ただいま！！」と、復帰への喜びを語っている。
また、1年半を過ごした仙台を通じては「このたび、サンフレッチェ広島に復帰することを決断いたしました。1年半という短い期間でしたがお世話になりました。ベガルタ仙台の一員としてプレーしなければ、今の自分はありませんでした。サッカー選手として、もう一度自分を奮い立たせていただき、成長させてくれたことには感謝の気持ちしかありません。これからもベガルタ仙台が大好きです。みなさんの応援、声援は忘れません。ユアスタでプレーすることを楽しみに広島でがんばります。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
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