「5分しか出てないので、やれることを全部やろうと思った」
そう語るのは、決勝点を挙げたMF鈴木雄斗だ。
川崎フロンターレは12日、明治安田生命J1リーグ第14節で柏レイソルと対戦。同点で迎えた後半アディショナルタイムに鈴木がゴールを決め、2-1の逆転勝利を収めた。
今季モンテディオ山形より完全移籍で加入した鈴木は、この柏戦がJ1初出場。86分からの交代出場ながら、チームに勝ち点3をもたらす活躍を披露した。
同じく途中出場のMF長谷川竜也からのクロスにヘディングシュート。ゴールシーンについて「竜也とは試合前にそういう話をしてた」と語るが、その想定は鈴木がクロスを上げる側だった。
「まさかの逆パターン。竜也がすごくいいボールをくれたので良かったです」
鈴木は、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第6節・蔚山現代戦でゴールを決めているが、これまでリーグ戦ではベンチ入りすらなかった。鈴木はメンバー入りを伝えられる前の練習時に「このままじゃダメだから、もっとやっていかないと」という気持ちの変化があったと明かす。
きょうの試合に関しては、「監督から『ラスト5分でいく』と言われた」こともあり、気持ちもしっかり準備できたと伝えた。
初出場で初ゴールを記録。鈴木は喜びに浸りながらも、「この世界は1回、点を取ってもすぐに次の試合が来る。評価なんてすぐに変わるのは分かってる。こんなうれしいのも一瞬」と、次戦に向けて気持ちを切り替えた。
川崎フロンターレの次戦は20日、J1第15節でホームに清水エスパルスを迎える。
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