川崎フロンターレは、15日に行われた明治安田生命J1リーグ第26節で北海道コンサドーレ札幌に7-0の大勝を収めた。中村憲剛もこの試合で2点目をマーク。自らのゴールシーンと、試合内容を振り返った。
川崎Fは前半序盤、札幌に押し込まれる展開に。「ちょっとバタ付き過ぎた」と中村が語るように、勢い付く札幌の前にいきなりピンチを迎えた。それでも「向こうが外してくれたりして、0-0で過ごせたのがポイントだった」と、守備がハマり出すと、中村のボール奪取から28分の家長昭博の先制点が生まれた。「取られた瞬間に取り返しに行くことを自分たちがやる」ことで、全員が守備のスイッチを意思統一できたことで、前からの激しいプレスが奏功。1点目で「肩の力が抜けた。1点目が取れたら2点目、3点目行こうというのをずっと言ってた」と中村。川崎Fはホーム・等々力でここから怒涛のゴールラッシュを見せる。
2点目は、前線からの激しいプレスで家長がボールを奪取し、小林悠が持ち込んで放ったクロスに中村がボレーで合わせた。小林曰く「ダイレクトでボレーしてくれ」というボールを送ったが、中村は「いや、なんで浮かしたのかなあ」と冗談交じりにコメント。それでも小林が「ストライカーのようなゴールだった」と称賛したことを聞くと、「インザーギをイメージしたから」と答えた。
「あの瞬間、多少格好が不細工でも、身体の折り曲げ方とかも別に恰好良くはないけど、あの瞬間でできる、精一杯のベストを尽くした結果、入ったので良かった。まず、だから浮かすなって言わないとね」と続けた。
その上で「自分のゴールに関してはあんまり思うことはないんだけど、他の選手がね、アキ(家長)もアベちゃん(阿部浩之)もそうだし、2列目の得点数がちょっと少ないと感じていたので、たくさん点が取れたのはすごく良かった。(下田)北斗がね、初めてリーグ戦スタメンで出て、点を取れてたし」と、その後のゴールラッシュを素直に喜んだ。
記録した7点はすべて違う選手が取った。これについて中村は「大きいと思います。どんどん湧いて出るようなサッカーが、うちのサッカーだと思うし、点を取ってるときみたいに、やっぱり人が前に行くというのはすごく大事なこと。前に出ていかなければ得点は生まれないので、そういうところでやっぱり自分たちがやるべきことというのは、思い出すきっかけになれば良いと思う」と攻めの姿勢を崩さなかったチームを称賛した。
ゴールラッシュは「この後の戦いに向けてすごくポジティブなことだと思う」とし、「次の相手は名古屋ですけど、そこでどれだけできるかということだと思うので、やるだけ」と大勝に浮かれることなく、すでに先を見据えていた。
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