川島永嗣「3人で日本のGKのレベルを上げる」…負傷明けのライバルに気遣いも

川島永嗣が代表GKとしての心構えを語った。

日本代表メンバーに選ばれたGKはガンバ大阪の東口順昭、柏レイソルの中村航輔、そして川島永嗣（メス／フランス）の3人。川島は25日の練習後、「2人とも元気そうでした。若いし、大丈夫だと思います」と語った。

中村は20日に行われた明治安田生命J1リーグ第15節・名古屋グランパス戦の終了間際に、頭から落下。脳しんとうおよび、頸椎捻挫と診断され、同日は大事をとって入院をした。中村と会話した川島は「幸運なことに、そこまで重症じゃなかったので本当に良かった」と、中村について語った。

東口も4月21日に開催されたJ1第9節・セレッソ大阪戦で味方と交錯。右頬骨骨折、右眼窩底骨折の診断を受けた。しかし、5月12日のJ1第14節からフェイスガードを付けてスタメン復帰している。

川島にとっては、ケガ明けの2人とのポジション争いとなるが、「ケガとか関係なく、ここに選ばれている以上、自分たちが後ろを支えていくという思いを持っていかなければならない。誰が出る出ないじゃなくて、3人で日本のGKのレベルを上げて、支えていきたい」と気を引き締めた。

日本代表は、30日にキリンチャレンジカップ2018ガーナ代表戦に臨む。