宿敵に在籍も代表では一心同体…指揮官がモドリッチ＆ラキティッチを“世界最高の中盤”と大絶賛

ダリッチ監督は決勝進出のみを目指して戦いたいと話した。

クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、チームの主軸であるルカ・モドリッチとイヴァン・ラキティッチを称賛した。

7日のワールドカップ準々決勝でクロアチア代表は、ホスト国・ロシア代表とのPK戦にもつれる熱戦を制して、1998年大会以来となる20年ぶりの準決勝進出を決めた。そして迎える11日に、史上初のファイナル進出を目指してイングランド代表と対戦する。

20年ぶりの快挙に導いたダリッチ監督は8日に行われたインタビューで、スペインのライバルクラブに所属するモドリッチとラキティッチをどのようにまとめたのかと問われ、代表のユニフォームを着用すればクラブ間の関係など問題ないと強調した。

「我々の成功のカギは、メンバー内が良い雰囲気であることだ。クロアチアのユニフォームを纏った時には、ラキティッチとモドリッチはその他全てのことを忘れてチームのためにプレーしている。彼らを見ればわかるが、一心同体だ。彼らがいる我々の中盤は世界最高だろう」

また、ハリー・ケインをはじめ大会屈指の攻撃陣を擁するイングランド代表との対戦に向けて「アルゼンチン戦では完全にスタイルがマッチしたから、我々は更なる攻撃的なチームとの対戦を楽しみしている。イングランドを倒せれば大いなる偉業だ」と大一番に向けて意気込んだ。

そして最後に、ダリッチ監督は「ファイナル進出のために我々はプレーする」と強気のコメントを残している。