家での留守番は良かった?いや、イタリアはロシアW杯で存在感を示すチャンスがあったはず…【W杯特別コラム】

コメント()
(C)Getty Images
現在開催中のロシア・ワールドカップにおいては、グループステージの初戦から優勝候補が相次いでつまずき、各チームの限界がうかがえた。これならイタリアも皆を驚かすことができたかもしれない。『Goal』では特別コラム第14弾として、W杯出場を逃したアッズーリに焦点を当てる。

■“あんなイタリア”でも…出場していれば

「家に残った方が良い。ロシアではただ赤っ恥をかくだけになっただろう」。スウェーデンに敗れてアッズーリの予選敗退が決定した後、街角のバールやSNS、そしてテレビや新聞においても、このようなフレーズが繰り返し聞こえた。確かにジャンピエロ・ヴェントゥーラのイタリアは、スウェーデンとのプレーオフ二連戦において、婉曲的な表現で言えば、“ロシアの地で威圧を放てるような無敵艦隊”には見えなかった。

痛々しい敗退だったが、このフレーズを唱えることで、ファンが数年間にわたり心待ちにしていた大会へ出場できない苦々しさを和らげることができた。しかし、ロシアW杯を目の当たりにすると、スウェーデンに敗れた11月のあのドラマチックな夜よりも、さらに苦い思いを感じる。

■優勝候補が苦戦

2018_7_3_italy_2

ドイツはメキシコ、韓国に敗れてグループステージで敗退。アルゼンチンはアイスランドと引き分け、クロアチアには敗れた。ブラジルは初戦のスイス戦で引き分け、コロンビアは日本に敗れた。フランスとイングランドは初戦から勝利を挙げたが、それぞれオーストラリア、チュニジアとの対戦において、ようやく終盤に決着をつけることができた。イタリアが無敵艦隊からかけ離れていたことは明らかだったが、他の有力とされる伝統国も力の差を見せつけることができたとは言えない。

それに加えて、2年前に行われたユーロのフランス大会でも、イタリアは意欲に溢れつつも悲観が漂っていた。だがアントニオ・コンテ率いる代表は、ベルギーとスペインをノックアウトする殊勲を見せ、喝采を浴びた。ただ当時の世界王者ドイツだけが、18本のPK戦の末、アッズーリの快進撃を止めることができた。

つまり今回のW杯においても、明らかに限界をあったことは承知しているが、イタリアが存在感を示すことはできたはずだろう。もちろん優勝という野心は抱けなくても、まさに2年前のように、それなりの満足感を得るチャンスはあったかもしれない。

なぜなら無敵のチームは一つとしてないからだ。今回のW杯はさらに、1試合1試合が歴史を作り出していることを示している。そして勝敗予想も毎日、覆されている。

だからこそ家に残ってただ眺めているよりも、出場し、挑戦する方がずっと良いのだ。

文=レナト・マイサーニ/Renato Maisani

Goal_worldcup_article_banner

▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【DAZN関連記事】
DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)に登録・視聴する方法とは?加入・契約の仕方をまとめてみた
DAZNの番組表は?サッカーの放送予定やスケジュールを紹介
DAZNでJリーグの放送を視聴する5つのメリットとは?
野球、F1、バスケも楽しみたい!DAZN×他スポーツ視聴の“トリセツ”はこちら ※提携サイト:Sporting Newsへ

Goal Live Scores

次の記事:
日本代表、3月にコロンビア&ボリビアと親善試合で対戦
次の記事:
広島と鹿島が出場するACLプレーオフのキックオフ時間が決定
次の記事:
大迫復帰。アタッカー陣はベトナムの5バックを攻略し、攻撃を活性化できるか?/アジア杯プレビュー
次の記事:
長友佑都、ベトナム戦の苦戦を予想「彼らは永遠に走れるんじゃないか…」
次の記事:
激突するミランとナポリ、現地記者が選ぶ両クラブの今季ベストプレイヤーは?
閉じる