ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリに所属するFW宮市亮は、7日に行われたテストマッチに出場し、実戦復帰を果たした。同僚FWのサミ・アラギは、チームにとっての宮市の価値について語っている。
2015年夏にアーセナルからザンクト・パウリへと渡った宮市だが、加入直後に左ひざの前十字じん帯を断裂すると、昨夏には今度は右ひざの前十字じん帯を断裂。4月には2軍の試合でようやく公式戦での復帰を果たすも、わずか13分で右ひざを痛め、負傷交代。再び右ひざに重傷を負い、現役引退の可能性まで伝えられていた。
しかし、一旦日本に帰国した宮市はその後、インスタグラムで「幸いなことに前十字靭帯は切れておらず、再建した靭帯の周りに少し炎症が起きていただけでした」と報告。新シーズンに向けて6月25日に始動したクラブで、数日間の個人練習を経て先日からはチーム練習も再開し、7日にはドイツ4部フレンスブルク、8日にはデンマーク1部ブレンビーとのテストマッチでそれぞれ45分間プレーしている。
また宮市はフレンスブルク戦ではザンクト・パウリが6-1での大勝を収めるなか、チーム5点目を決めたアラギのゴールをアシスト。32歳の同選手は戻ってきたチームメイトの状態について、ドイツ誌『キッカー』で、「当然彼にはまだ時間が必要」と前置きしつつ、このようなコメントを残した。
「だが、ここでは彼にその時間が与えられるだろう。あんなにケガを繰り返しても、戦い続けてきたんだ。彼がピッチで隣にいることをうれしく思う」
「僕たちはリョウのスピードの価値については把握しているよ。このリーグでは彼ほどのスピードを持つ選手はいないに等しいだろう」
チームメイトも高く評価する宮市のスピード。これまでザンクト・パウリで出場した試合は負傷を繰り返したため「24」にとどまっているが、新シーズンは重度なケガを負うことなく、特徴を生かしたプレーを披露できることに期待が集まる。

▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【DAZN関連記事】
● DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)に登録・視聴する方法とは?加入・契約の仕方をまとめてみた
● DAZNの番組表は?サッカーの放送予定やスケジュールを紹介
● DAZNでJリーグの放送を視聴する5つのメリットとは?
● 野球、F1、バスケも楽しみたい!DAZN×他スポーツ視聴の“トリセツ”はこちら ※提携サイト:Sporting Newsへ



