J1昇格を争うチームの中で、大分トリニータ(44失点)に次いで失点の多い大宮アルディージャ(43失点)だが、栃木SCとの一戦では安定した守備を見せ、3試合ぶりのクリーンシートで勝利を飾った。
大宮は13日、明治安田生命J2リーグ第37節で栃木と対戦。前半に大前元紀のFKで先制すると、そのゴールを守り切る形で、ホームで勝点3を手にすることに成功した。栃木はロングボールを使ってゴールに迫ったが、DF河本裕之とDF畑尾大翔のコンビがそれを許さず。河本は「スカウティングでも放り込みが多いとは聞いていました」と話し、畑尾がその詳細を明かす。
「相手のヘニキ選手が高い位置を取ってきて、その裏を大黒(将志)選手が行って、こぼれ球を狙ってくるというスカウティングは入っていました。河本さんと2人で話していて、まずファーストのボールで負けないこと、仮に負けてしまってもしっかりといい距離感でカバーすること、ということを意識していましたし、そこからピンチを招くこともなかったので、よかったかなと思います」
72分には、187センチ82キロと体躯に優れたFWアレックスが入ってきたが、大きなチャンスは作らせず。センターバックコンビは、最初で潰せなくとも、その後の対応がうまくできたと口をそろえる。
「一回で潰せなくても、その対応はやってきました。周りもしっかり対応してくれましたね」(河本)
「弾くのが第一ですけど、逆にそれでピンチになっていないということは、そうできなかったときの準備が良かったと思います。細かいところかもしれないですけど、そういった点を疎かにすると、自ずと勝点はこぼれていくと思うので、一つひとつのプレーを大事にしながら、やれたんじゃないかなと思います」(畑尾)
守備が、勝点を積み重ねる上で重要になるのはもちろん、熾烈な昇格争いの中では得失点差も明暗を分ける。小さく細かいことに気を配り、J1復帰という大きな目標のためにCB2人がラストスパートを走り抜く。
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