宇佐美貴史、所属元との対戦に間に合わず？フォルトゥナ監督「彼はプレシーズンの真っ最中」

新シーズンのリーグ開幕節の相手はアウクスブルク。宇佐美にとって特別な対戦相手だが…。

フォルトゥナ・デュッセルドルフは25日に行われるブンデスリーガ開幕節でアウクスブルクと対戦。フリードヘルム・フンケル監督はこの一戦に向けた記者会見で日本代表FWの宇佐美貴史のコンディションについて言及した。

フォルトゥナにとってアウクスブルクとのホームマッチは6年ぶりの1部での試合。「みんなブンデスリーガ1部でのシーズンをものすごく楽しみにしている」と語るフンケル監督は会見の冒頭でメンバーの状態について問われると、次のように明かしている。

「（主将の）MFオリバー・フィンク、FWホーヴァル・ニールセンはまだ完全にチーム練習に参加できておらず、欠場することになる。加えてMFアイメン・バルコックやアダム・ボドツェクらと、8～10日前からしか全体練習に入っていない2～3人の選手たちがいる」

「タカシも同じだ。彼は3週間前ほどからトレーニングしていて、当然最初に比べてコンディションを上げてきた。追加のメニューもたくさんこなしている。基本、彼はプレシーズンの真っ最中と言ったところだ」

監督は続けて「試合に向けてメンバーに含めるのはプレシーズンの準備を終えた選手たちとなる」とコメント。アウクスブルクがフォルトゥナのレンタル移籍で合意に至ったタイミング、家族の事情により合流が遅れた宇佐美だが、所属元との対戦ではスターティングメンバーに名を連ねる可能性は低いようだ。