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宇佐美貴史、所属元がフォルトゥナとの交渉を一旦ストップ「W杯後に戻ってもらう考え」

アウクスブルクは日本代表FWの宇佐美貴史を簡単に手放さないかもしれない。ドイツ『ビルト』や『キッカー』が同クラブのシュテファン・ロイターSD(スポーツディレクター)によるコメントを伝えた。

宇佐美は2017-18シーズン、レンタルでに送り出されていた2部フォルトゥナ・デュッセルドルフでリーグ戦28試合に出場し、8ゴール3アシストを記録。後半戦から同じく期限付きでヘルタ・ベルリンから加わった原口元気とともにフォルトゥナの1部昇格に大きく貢献し、新シーズンに向けてクラブ側は完全移籍での獲得に動き出していた。また、本人もこれまでフォルトゥナに残留する希望を何度か示唆している。

しかし、所属元のアウクスブルクとフォルトゥナとの交渉はどうやら難航中、アウクスブルク側がフォルトゥナに一旦断りを入れたとのこと。ロイターSDも「フォルトゥナ・デュッセルドルフとの話し合いで解決策を見つけることができなかった。なので、現時点、タカシ・ウサミにはワールドカップ(W杯)後、オフを過ごして、それからうちに戻ってもらうと考える」と話し、現段階では宇佐美を来季のアウクスブルクの一員と見ているようだ。

ロイターSDは、残留争いのライバルになり得るクラブの補強を避けたいのだろうか。「様々な理由がある」と認める同SDだが、「我々は基本、タカシが持つクオリティーを信じている。我々の下で過ごした最初の時期は、望んでいたほどの出場機会を与えられなかった」とコメント。だが、フォルトゥナへのレンタルは「素晴らしい成功」と受け止め、「昇格に大きく貢献しながら、自信も得ており、試合勘も取り戻した」と今後アウクスブルクでプレーすることも選択肢に入れる構えを示した。

その一方で、ロイターSDは放出の可能性を完全には否定せず。「W杯後に話し合う予定だ」と語り、宇佐美の去就に関する最終決断には至っていない模様。『キッカー』では、「W杯後にフォルトゥナ(やそのほか関心を抱くクラブ)との交渉が再開される様子。アウクスブルクとは2020年までの契約を残すウサミだが、2年前には移籍金150万ユーロで加入。それ以下の金額でアウクスブルクが放出することはないだろう」との見解が述べられている。

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