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失点関与のポーランド代表GK、コメンテーターの父は「酒を買いにでも行ったのか」

ポーランド代表は19日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループH初戦でセネガル代表と対戦し、1-2で落としている。同国『TVP』のコメンテーターを務めるGKヴォイチェフ・シュチェスニーの父親にあたるマチェイ氏は、チームを批判したうえで息子のプレーを嘲笑うようなコメントを残した。

ポーランドはこの一戦で、37分にDFチアゴ・チョネクがオウンゴールを献上すると、60分にはGKも絡んだミスからセネガルのエムバイェ・ニアンが決め、2点ビハインドを背負う苦しい展開に。終盤にグジェゴシュ・クリホビアクが1点を返すものの、1-2での黒星スタートを切った。

3大会ぶりに大舞台に戻って来たポーランドだが、そのパフォーマンスに同国メディアも落胆。元ポーランド代表GKのマチェイ・シュチェスニー氏は、「(ロベルト)レヴァンドフスキは前半、ピッチ内にいなかったようだ」とエースストライカーが姿をほとんど見せなかったことに苦言を呈し、次のように続けた。

以下に続く

「チームはピラバ~トウシュチ間を走るローカル線の単調な速度で動いていた。残念ながら、セネガルのようなチームでもポーランドよりまとまっており、賢く成熟した印象を与えている。加えて彼らは審判や相手の弱点を利用することができたんだ」

マチェイ氏はとりわけセネガルの2点目に腹を立てているようだ。

「まったく危険な要素がない状況でクリホビアクがボールを浮かせたが、(ヤン)ベドナレクはまるで素早いヒョウの存在を警戒しない無邪気なシマウマのように、相手(ニアン)が近づいていることに気が付かなかった」

「カタール人の副審は彼をこの状況で、ピッチに戻させた。この場面を完成させたのは我々のGKだ。彼は酒を買いにでも行ったのだろうか。恥だね」

ポーランドメディアによれば、以前から関係が悪いと伝えられるシュチェスニー親子はここ数年は絶交状態だという。父親の今回の発言からも、2人の関係は今後も簡単には修復しないことがうかがえるかもしれない。

なおポーランドは24日にはコロンビア、28日には日本との対戦を控えている。

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