今夏、ブレーメンに渡った日本代表FW大迫勇也は戦移籍後、ブンデスリーガ第2節のフランクフルト戦(2-1)でリーグ戦初ゴールをマーク。このアウェーマッチでのパフォーマンスによりドイツ誌『キッカー』にはマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。
ブレーメンはこの日、敵地で元日本代表MF長谷部誠を欠くフランクフルトと対戦。大迫は20分に見事な動き出しに味方MFマキシミリアン・エッゲシュタインから絶妙なフィードを呼び出すと、相手GKと1対1に。一度バウンドしたボールを右足で冷静にGKの股を抜くシュートで流し込み、先制点を奪っている。
その他にも17分には左サイドからクロスを上げ、FWマックス・クルーゼに好機をお膳立てした場面や後半61分にはゴールを揺らすもオフサイド判定となったシーンなどで存在感を示し、勝利に大きく貢献。そんな大迫のプレーに『キッカー』は両チーム単独最高点の「2」をつけたうえで次のような寸評を記した。
「左アウトサイドのユウヤ・オオサコは1-0を決めるだけではなく、常に両ウイングで(相手にとって)トラブルを起こす存在となった。また、ブレーメンのチャンスの大半に絡んでいる」
なおブンデスリーガ公式ウェブサイトも大迫をこの一戦のMOMに選出。こちらではこのように称賛されている。
「ユウヤ・オオサコはブレーメンの7つのシュートチャンスに関与。これはこの試合におけるベストな数値。日本人選手は模範的な働きぶりを見せ、ブレーメン選手のなかでは67%と最も多くの競り合いを制した」
DFBポカール1回戦でもゴールを決めた大迫は新天地でのリーグ戦2試合目でも得点能力を披露。インターナショナルブレイク後の16日の第3節でFW久保裕也が加わったニュルンベルクを迎えるブレーメンだが、大迫は早速レギュラーに定着しつつあるようだ。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
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