日本代表FWの大迫勇也は今夏に新クラブに移籍することになるかもしれない。ドイツ誌『キッカー』では、同選手をケルンが放出候補と考える1人として挙げられている。
2部行きが現実味を増すケルンだが、先日にはMFマルコ・ヘーガーが2部降格時に行使可能となる契約解除条項を放棄したことを伝えると、週明けにはDFヨナス・ヘクターと2023年までの新契約を交わしたことを発表。さらに正守護神のティモ・ホルンも新契約を結ぶ運びとなっており、アルミン・フェーGM(ゼネラルマネジャー)は現在、MFレオナルド・ビッテンコートの慰留に努めているとされている。
しかし、その一方で残したい選手全員に2部行きを求めることは不可能に近い。また、クラブとしては移籍金による収入も必要であるため、複数の選手を手放すことになる。『キッカー』によると、今夏に契約が満了となるDFドミニク・マローやFWクラウディオ・ピサーロのほか、DFドミニク・ハインツやフレデリク・セーレンセン、パヴェル・オルコウスキーやルーカス・クリュンター、そして大迫がその放出候補だという。
大迫は今年2月、地元紙『エクスプレス』のインタビューで「ケルンが2部に降格したらすぐに出ていくのでしょうか?」との質問に対し、「いいえ! 僕はケルンでの4年間をとても大切に思っていますし、ここは居心地が良いので」と返答していた。だが、クラブは一定の移籍金が提示されれば、同選手の退団を受け入れるようだ。
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