2018-09-01-bremen-osako(C)Getty Images

大迫勇也が抜群の存在感!今季初ゴールなど活躍でブレーメンの初勝利に貢献/ブンデスリーガ第2節

ブンデスリーガは1日に第2節が行われ、フランクフルトとブレーメンが対戦した。

開幕戦を勝利で終えたフランクフルト。今季ホーム最初の試合では、移籍市場最終日に獲得したGKトラップを早速スタメン起用。開幕戦を体調不良で欠場していた長谷部誠は、すでにトレーニングに復帰しているものの、この試合でもメンバー外となった。

対するブレーメンは、ハノーファーとの開幕戦は1-1と引き分け。アウェイながら初勝利を目指す一戦で、大迫勇也はこの日も先発出場。なお、移籍市場最終日にドルトムントから獲得したシャヒンはベンチに入らなかった。

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立ち上がりはフランクフルトがボールを握り、ブレーメンはハイプレスで奪いに行く展開に。大迫は左サイドに入り、積極的にプレッシャーをかけていく。フランクフルトでは、10分にサルセドが負傷しプレー続行不可能となり、ヌディカが投入された。

ブレーメンは16分、左サイドに張った大迫が大きなサイドチェンジを受け、絶妙なクロスを上げる。しかし、フリーのクルーゼが放ったヘッドはGK正面に力なく飛んでいった。

すると21分、大迫がブレーメンに先制点をもたらす。DFラインの裏にパスを呼び込むと、見事な動き出しからGKとの一対一を制した。一度はオフサイドの判定となったが、ビデオ判定の結果ゴールが認められている。

大迫は、30分にも左サイドからエリア内に走り込みクロスに合わせ、さらには守備でも激しいプレッシャーで貢献するなど、抜群の存在感を見せる。

劣勢のフランクフルトは、32分にさらにアクシデント。相手と揉めたウィレムスが肘を見舞い、一発退場に。前半の段階でビハインド、さらに数的不利と厳しい状況に追い込まれた。その後、大迫に対してガチノヴィッチが激しくタックルするなど、フランクフルトの選手たちは感情をコントロールできなくなっていく。前半は、ブレーメンのリードで折り返す。

ビハインドを背負ったフランクフルトは、後半開始早々にビッグチャンス。GKへのバックパスにガチノヴィッチが反応すると、GKと接触し、PKが与えられる。このプレーでブレーメン守護神パブレンカはプレー続行不可能となり、18歳のプログマンが急遽出場。治療のため数分間プレーが止まったが、アレが冷静に沈めた。

追いつかれたブレーメンは、61分に左サイドからのクロスに巧みな動きでマークを外した大迫が合わせネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

その後も1人多いブレーメンは相手ゴールに迫っていくが、なかなか追加点は生まれず。大迫もボールを引き出しチャンスを演出するが、ゴールにつながらない。

それでも後半アディショナルタイム、ついにブレーメンが勝ち越しに成功。ゴール前で得た直接FKのチャンスをラシカが沈め、土壇場で2点目を挙げた。試合はこのまま終了し、ブレーメンが2-1で勝利を挙げた。

大迫は、1986年に大先輩である奥寺康彦氏が得点して以来、ブレーメンでリーグ戦ゴールを挙げた日本人選手となった。背番号8の活躍で、クラブはリーグ戦初勝利を飾った。


■試合結果
フランクフルト 1-2 ブレーメン

■得点者
フランクフルト:アレ(54分)
ブレーメン:大迫(22分)、ラシカ(後半AT)

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