■ブンデスリーガ第32節 フライブルク 3-2 ケルン
フライブルク:ペテルセン(13分、53分)、ヘラー(90+2)
ケルン:ビッテンコート(82分)
ブンデスリーガ第32節が28日に行われ、ケルンはフライブルクと対戦した。
勝ち点22で最下位のケルンは、この試合で引き分け以下なら2部降格が決定するという崖っぷちの状況の中、残留争いのライバル16位フライブルクの敵地に乗り込んだ。前節出場のなかったFW大迫勇也は、勝たなければいけない試合で先発復帰を果たしている。
7分にビッテンコートのシュートの起点になるなど、大迫は積極的に前線でパスを引き出し、立ち上がりからボールに絡んでいく。
しかし、早い段階で失点。13分、左サイドで簡単にクロスを許すと、エリア内でペテルセンに頭で合わされゴールを許した。
勝利が絶対条件のケルンだったが、さらに23分にエリア内ファウルを犯してPKを献上。絶体絶命のピンチに追い込まれるが、このPKは守護神ホルンがストップ。なんとか踏みとどまる。その後26分には、テロッデがヘディングで相手ゴールを脅かしたが、ビルドアップでのミスが連発。危険な場面が増えていく。前半は1点ビハインドで折り返す。
後半で逆転を目指したいケルンは4バックに布陣を変更し逆転を目指す。
しかし、53分に痛恨の失点。ゴールキックの目測を見誤ったハインツがクリアしきれず、後ろに逸れたボールにペテルセンが反応し、冷静にGKをかわしてゴールを奪った。
残留のためには3ゴールが必要と、窮地に立たされたケルン。CKにニアに飛び込んだ大迫が合わせ、相手の腕に当たったようにも見えたが笛は鳴らない。その後選手交代で活性化を図るも、チャンスは生み出せない。78分には大迫を下げ、ピサーロを投入。大ベテランに希望を託す。
ケルンは、82分にビッテンコートが1点を返し、さらに86分には再びビッテンコートがヘディングでゴールを奪って同点に追いつく。その直後に迎えた大ピンチも、GKのセーブやDFの体を張ったブロックで防ぎ、最後まで諦めずに戦い続ける。
しかし、後半アディショナルタイムのチャンスはピサーロが合わせられず。意地を見せたケルンだったが、終了間際に失点し万事休す。残留争いのライバル相手に2-3と敗れた。
この結果、5試合未勝利となったケルンは、直近20年でブンデスリーガ最多となる6度目の降格が決定。3節から最下位に沈み、27節でレバークーゼン相手に勝利を収めようやく脱出したものの、その翌節でホッフェンハイムに0-6と大敗で再び最下位に転落。32試合で20敗を喫した。
昨季は5位に入りヨーロッパリーグにも出場したが、リーグワーストの62失点と守備が崩壊。2014-15シーズン以来1部で戦っていたが、来季は5シーズンぶりに2部へ降格することとなった。
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