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大宮・石井監督、開始15秒弾を忘れるほど「ハードワークをしてくれた」と感謝

「時間が早すぎた」

大宮アルディージャは10日、明治安田生命J2リーグ第18節で横浜FCと対戦。開始15秒で先制に成功する。しかし、その後は守勢に回る時間が続く。

大宮の石井正忠監督は“早すぎた”ゴールではなく、選手たちがその後「先制点を忘れるような形でハードワークをしてくれた」ことに感謝を述べた。そして「それが終盤の得点につながった」と、4-0の勝利に満足した表情を浮かべた。

横浜FCが攻勢を強める中、石井監督は73分にMF茨田陽生、74分にFWマルセロ・トスカーノを投入した。交代の意図について質問されると、石井監督は「押し込まれた状態だったので、まずは守備をしっかり整える」ことと、「そこから追加点を取る形を作り出して行く」ためと意図を明かす。

この采配は的中する。75分に待望の追加点が生まれ、さらに茨田が77分、80分と連続でゴールを決めた。石井監督は「本当にそれ(自分の意図)に合ったプレーをしてくれた」と目を細める。

終わってみれば大量得点。しかし、前節・カマタマーレ讃岐戦でリードを奪いながら2-2の引き分けに終わったことを受け、無失点で終えたことを「今日の試合で一番うれしいこと」に挙げた。

大宮の次節は16日、アウェイで水戸ホーリーホックと対戦する。

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