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大卒ルーキー中野が2発!磐田が静岡ダービー制す…J2甲府がB組突破を決める/ルヴァンカップ第5節

JリーグYBCルヴァンカップは9日にグループステージ第5節の8試合が開催。ヤマハスタジアム(磐田)ではジュビロ磐田と清水エスパルスの静岡ダービーが行われた。

磐田はリーグ戦からスタメンを9名変更。小川航基を1トップに据えた。一方、清水はこの試合で勝てばグループステージ突破が決定する重要な一戦。6日の第13節・サガン鳥栖戦から10名を変更。鄭大世は連続出場を果たした。

試合は序盤からホームの磐田がペースをつかむ。12分、サイドチェンジを受けた荒木大吾がPA手前左からシュート。しかし、このシュートは枠の上に外れてしまう。さらに15分、中野誠也がミドルシュートを放つなど、リーグでも3戦無敗と好調の磐田が序盤から清水ゴールを強襲していく。

一方の清水も右サイドの村田和哉にボールを集め、徐々にサイド攻撃からチャンスを作っていく。25分に白崎凌兵のスルーパスに抜けた村田が右からグラウンダーのクロスを供給すると、中に走り込んでいた長谷川悠がシュート。これは惜しくも枠の左に。続く33分にも村田のパスから立田悠悟がGKとDFの間に際どいクロスを上げたが、これは磐田のGK三浦龍輝に防がれてしまった。

スコアレスで迎えた後半、先制したのは磐田だった。58分、カウンターから荒木がドリブルで駆け抜けてスルーパスを供給すると、抜け出した中野がダイレクトシュート。これがGKの股を抜いてゴールに突き刺さった。

しかし、清水は65分にすぐさま同点に追いつく。起点となったのは前半から好機を演出していた村田だった。右サイドから村田がクロスを送ると、長身の長谷川がヘッド。これが松本昌也の背中に当たって入り、清水が同点に追いついた。長谷川は今季初ゴールとなった。

同点とされた磐田だったがその3分後、荒木が左サイドからクロスを放つと中で待っていたのは中野。頭で合わせて磐田が勝ち越しに成功した。

1点をリードした磐田は、その後の清水の攻撃をシャットアウト。磐田が清水との静岡ダービーを制して、2位に浮上。逆転でのプレーオフステージ突破へ望みをつないだ。

Bグループのもう1試合、北海道コンサドーレ札幌とヴァンフォーレ甲府の一戦は、金園英学が古巣相手に2ゴールを決めるなど3得点を奪い、甲府が快勝を収めた。J2からの参戦ながら、グループステージ2位以内を確定。

最終節で甲府が敗れ、清水が勝利した場合は勝ち点が10で並ぶものの、直接対決で甲府が1勝1分と勝ち越しているため、今節でのプレーオフステージ進出が決定した。一方の札幌は、リーグで10試合無敗と好調ながらルヴァンカップはグループステージ敗退が決まった。これにより、磐田と清水が突破の残り1枠を争うこととなる。

グループステージ最終節は16日に開催。磐田はアウェイで甲府と、清水もアウェイで札幌と対戦する。

■試合結果
ジュビロ磐田 2-1 清水エスパルス

■得点者
磐田:中野誠也(58分、68分)
清水:長谷川悠(65分)

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