ロシア・ワールドカップグループFの第2節、韓国対メキシコが23日の日本時間24時にキックオフを迎える。
2010年の南アフリカW杯以来のベスト16入りを目指す韓国は、初戦でスウェーデンと対戦。押し込まれる時間が長くなる中で得点が遠く、65分にVARの判定によって献上したPKを決められ、0-1と競り負けた。
能動的に試合を進めることができなかったスウェーデン戦では、長身FWキム・シンウクを生かせず、頼みのソン・フンミンも決定的な仕事ができなかった。試合後、「僕自身のパフォーマンスに失望している。チームが無得点に終わったことは僕の責任だ」と肩を落としたエース、ソン・フンミン。彼とキム・シンウクが良い形で絡めれば強力な武器となるだけに、メキシコ戦では2人の連係プレーに期待がかかる。
対するメキシコは初戦で、前回王者のドイツを相手に0-1で勝利。球際に厳しい連動した守備でドイツを封じ込め、35分に22歳の新星FWイルヴィング・ロサノがカウンターから決めたゴールを守り切り、サプライズを演出した。
韓国戦では、ロサノに対するマークが厳しくなることが予想されるが、そうなれば “ゴールハンター”、ハビエル・エルナンデスが怖い。最終ライン裏への抜け出しが得意なエルナンデス、そしてアンドレス・グアルダードの中盤からの攻撃参加で韓国守備陣を翻弄したい。

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