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2018-12-27-cerezo©J.LEAGUE

大きく生まれ変わるセレッソ大阪。求められるロンドン五輪世代からの卒業

■若手育成に定評のあるロティーナ監督の就任

2018年末、セレッソ大阪に大きな変革が訪れた。

2017年Jリーグ・ルヴァンカップ、同年度天皇杯制覇などの実績を残した尹晶煥監督体制が終焉を迎え、東京ヴェルディを2年間率いたミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が招へいされた。チームは新指揮官の下、2019年頭からチーム作りをスタートさせることになる。

選手も入れ替わる。U-15からの生え抜きで、今季キャプテンを務めた元日本代表MF山口蛍がヴィッセル神戸へ移籍。同じくアカデミー出身の杉本健勇も浦和レッズに新天地を求めることになった。さらに尹監督体制では、最前線からボランチ、センターバックと多彩な役割を担ってきた山村和也も川崎フロンターレへ。彼らの穴を埋めるべく、FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌)とMF奥埜博亮(ベガルタ仙台)の完全移籍加入、MF丸岡満(レノファ山口)の復帰が決定しており、他にも選手獲得が進められる見通しだ。

ロティーナ監督は東京Vで3-4-2-1をベースに戦ってきた。C大阪でも同様な方向性を採る可能性は少なくない。以下、各ポジション別に陣容を予想してみる。

■FW:誰が軸になるかは混とんとした状況

最有力候補は都倉だが、ヤン・ドンヒョンを含めた外国籍FWのほか、新指揮官が若いタレントを抜擢する可能性もある。2012年ロンドン五輪世代(89年~92年生まれ)の依存傾向が強かったセレッソにとって若返りは急務の課題。安藤瑞季や山田寛人ら20歳前後のタレントにもチャンスが出てくるかもしれない。ロティーナ監督の就任により、若手にも出場チャンスが広がりそうだ。

■攻撃的MF:尹監督体制でのメンバーがベースとなるか

清武弘嗣、柿谷曜一朗、水沼宏太、高木俊幸、福満隆貴ら既存のメンバーがベースになるだろう。仙台で実績を積んだ新戦力・奥埜も戦力に加わる。ただし、ここも若返りが必要なポジションではある。とりわけ期待が懸かるのは、C大阪アカデミー出身の22歳丸岡だ。ここまで、ボルシア・ドルトムント、Vファーレン長崎、レノファ山口にそれぞれ期限付き移籍し、経験を積んできた。今季、山口ではケガに苦しみ、12試合出場1ゴールという物足りない実績に終わっただけに、来季こそは真価が問われる。2016年のC大阪在籍時はU-23を主戦場としていたため、今度こそJ1で持てる力を発揮したい。

■セントラルMF:山口の移籍で軸が不透明、中堅の成長を

ソウザの残留が有力視されるため、彼が大黒柱となるのは確実。他の補強もまだ噂されているが、秋山大地や木本恭生ら中堅世代のさらなる成長が求められるのも確かだ。

秋山は今季終盤に「セレッソは30歳前後の選手が多くて、ベンチ入りしている中で自分が一番下(24歳)。もっと僕を含めた若手がチームを押し上げていかないといけない」と危機感を吐露していたことがあった。日本代表のエースとして名乗りを挙げるているU-15時代からの親友・南野拓実(ザルツブルク)には負けていられない。秋山は強じんなメンタルと闘争心、統率力を兼ね備えている。もう一段階ステップアップすれば、J1でコンスタントにピッチに立てるはずだ。

■DF/GK:求められる選手層の上積みと若手の台頭

センターバックはマティ・ヨニッチと山下達也の残留が決定しているが、大枠で見ると戦力が足りない。松田陸と丸橋祐介に依存しがちだった両サイドバックも選手層の向上が求められる。

そこで期待されるのが、2018年途中からトップ登録された18歳のセンターバック瀬古歩夢と東京五輪代表候補の左サイドバック舩木翔だ。彼らはアカデミー育ちの中でもエリート中のエリートで、年代別代表として世界大会も経験してきた。

GKはまだまだ韓国代表のキム・ジンヒョンに委ねられる部分が大きいが、大卒2年目の22歳永石拓海や、今季U-23チームで20試合に出場した18歳の茂木秀といった新たな面々の台頭も必要だ。

■レジェンド・森島新社長への期待

このようにセレッソは2019年からフレッシュなチームに生まれ変わることになる。

グラウンド面だけではなく、クラブの経営面でも大きな変化があった。12月21日付で、桜の8のレジェンド・森島寛晃氏が新社長に就任。2014年から社長を務めてきた玉田稔前社長時代の4年間は、チーム統括部などで手腕を磨いてきた。スポンサー企業からではなく、クラブ初の選手出身の社長となる大役に就くにあたり、「サポーター・スポンサー・地域・チーム・フロントスタッフが一丸となり、ユニフォームに新たな星を付け加えたいと思います」と決意を新たにしている。

この難局をいきなり託されるのは大変なことだが、何事も真摯に受け止め、誠実に努力する森島新社長に対するチームスタッフや選手たちの信頼は絶大だ。これまで以上の結束力を発揮して、まとまりのあるクラブに生まれ変わるに違いない。

文=元川悦子

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