25日にロシア・ワールドカップのグループA最終戦が開催。2連勝の開催国・ロシアとウルグアイがグループ首位通過を懸けて激突する。
■汚名返上のロシア。首位通過なるか?
今大会で出場する32カ国で最もFIFAランクが低いロシア(70位)は、大会前の親善試合でも結果を残せず、自国開催ながら“最弱”と揶揄されていた。しかし、開幕戦でサウジアラビアに相手に5発を叩き込み、圧巻のゴールショーを見せると、続くエジプトとの第2戦でも3得点を奪い、快勝を収めた。
2連勝とした開催国は、当初の下馬評を覆す勢いで決勝トーナメント進出を決めた。とりわけ、デニス・チェリシェフの大活躍に目を向けないわけにはいかない。開幕戦はベンチスタートとなったビジャレアル所属MFは、アラン・ジャゴエフが負傷するアクシデントにより、前半に途中出場するとすぐさま貴重な追加点をマーク。後半にも1点を決める2ゴールの活躍で5-0の大勝に貢献した。
エジプトとの第2戦では先発入りしたチェリシェフは、1点リードで迎えた59分に鋭い動き出しで追加点を奪取。ロシアはPKで1点を許したものの、3-1で快勝。2試合で8ゴールを奪い、グループA首位を堅持している。圧倒的な攻撃力を最終節でも見せることができるか。ロシアは引き分け以上で首位通過となる。
■強かな戦いを演じるウルグアイ
そのロシアと最終節を戦うのは、同じく2連勝で2位につけるウルグアイだ。セレステ(ウルグアイ代表の愛称)は、エジプトとの開幕戦で苦戦。攻守で優位に立ち試合を支配したが、エジプトの堅守を前にゴールを割ることができない。このままスコアレスで終わるかと思われた89分、セットプレーからホセ・ヒメネスが値千金のヘッド。土壇場で決勝点を挙げたウルグアイが苦しみながらも白星スタートを切った。
ウルグアイは、サウジアラビアとの第2戦でも堅い試合を演じた。前半にCKからエースのルイス・スアレスが先制弾を決めると、追加点こそ挙げられなかったものの、サウジアラビアの反撃をゼロに抑えて1-0の完封勝ちを収めた。
ロシアとは裏腹に、2戦とも1点差の接戦を制しているウルグアイ。ディエゴ・ゴディンを中心とした堅守が、破壊力抜群のロシア攻撃陣を抑えられるかが勝利へのポイントとなる。
いずれにせよ、突破した場合はスペイン、ポルトガルと対峙する可能性があるだけに、ともに次へ繋がる戦いを見せたい。
グループ首位で決勝トーナメント行きを決めるのは果たしてどちらのチームか。注目の一戦は日本時間25日23時にキックオフを迎える。

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