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地震で被災された方のため…槙野智章がコスタリカ戦へ「勇気あるプレーを見せなければ」

日本代表は8日、札幌市内でトレーニングを行った。DF槙野智章は、北海道でのキャンプを振り返った。

6日未明に発生した北海道胆振東部地震の影響で、キリンチャレンジカップ・チリ戦が中止となった日本代表。北海道で試合することはできなかったが、槙野はこの地でもう一度キャンプ、そして試合を行いたいと語った。

「確かにやりたいですね。やっぱり地方の人たちは試合を見に来る機会がなかなかないだろうし。また計画してもらえれば。招待するという手もあるかもしれないですけど、またこの地でやりたいという気持ちはありますね」

そして、森保一監督新体制でのキャンプで感じたこと、自身の役割について語った。

「森保ジャパンの初陣ということで、おそらく選手1人ひとりが色々な思いを抱いて札幌に来ましたし、初日から非常に良い練習ができていましたしね。このメンバーでできたことはすごくうれしかったです。北海道の地でサッカーをお見せできなかったことは心苦しく思いますけど、また機会があれば戻ってきて試合をしたい。今から大阪へ移動しますけど、大阪も台風で大変な状況になっていますし、北海道の皆さんに対しても一歩踏み出せるような勇気あるプレーを大阪で見せなければと思っています。色々な見方があると思いますけど、ピッチに立つ僕たちにできることを、1人ひとりが考えなければならないと思っています」

「(今まで以上に盛り上げようとしている雰囲気を感じるが?)そんなことはないですけど、僕が声を出さなかったらやらないかなと。初めての選手も多いしね。初招集組やスタッフも含めて探り探りだから。選手もスタッフもよく知っている1人として、先頭に立ってやらなければいけない。無理やりやっているわけじゃなくて、どんよりしている空気だったり、僕たちが下を向いていたら何も伝わらないので、僕たちから発信していく上では非常に大切なことなのかなと思っています」

「全然いつもどおりですよ。ただ、若い選手は上の選手についていくだろうし、様子もうかがっているだろうし。それを上の選手が見せなければ伝わらない部分もあると思いますので」

試合を行うことはなかったが、森保監督の要求は伝わってきていると明かしている。

「求めるものはミーティングや練習の中ですごくわかってきています。あとはどういうメンバーでやろうとも、いいコンビネーションを生み出していければいいかなと。練習でも日に日に良くなっていると思うし、昨日の紅白戦でも非常にいいものを出せました。あとはコスタリカ相手にどれだけ出せるかだと思っています。さっきの話じゃないですけど、若い選手や初招集の選手が多いので、彼らに気持ちよくプレーできる環境を作っていければいいかな」

「(サンフレッチェ広島時代に指導を受けた頃と変わらない?)攻撃のコンビネーションに関してはかなり制限を言ってくれていますので、そのあたりは大きく変わっているんじゃないですかね。縦に速くとは言いますけど、じゃあどこでゆっくりするのか、どこで速くいくのか。幅と深みを持ったボールの動かしとコンビネーションについては、練習から言っていますね」

また、1試合中止となってしまったことにより、選手の出場機会が限られてしまったとしつつ、監督の求めるものを残りの期間でできるだけ吸収したいと語った。

「色々な選手が試される機会があったと思いますが、次の試合にどんなメンバー構成で臨むのかはわからないですけど、チャンスがチーム内で限られてしまった部分は正直あると思います。試合に出る、出ないにせよ、練習の中で見せなければいけないという部分はあると思います。あとはできるだけ監督の求めることを理解することが大事かなと」

日本代表は11日、大阪でコスタリカとの親善試合に挑む。

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