名古屋グランパスに所属するFWジョーが、ブラジルのラジオ『Jovem Pan』の独占インタビューに応じた。ジョーは日本サッカー、ブラジル代表、そして古巣であるコリンチャンスへの思いを語った。
来日から4カ月。ジョーはJリーグについて「少しずつ、なじんでいる」と手ごたえを感じている。そして「ペースが非常に速く、洗練された技術を持っている。彼らは賢く、両足を扱え、1タッチ、2タッチでプレーが展開される。考える時間は短く、90分間走り続ける。僕たちとは全く異なるスタイルで、リズムをつかむことは難しい」と評した。
ジョーはリーグ戦5試合に出場して1得点を記録。この結果には「満足している」と話すなど、Jリーグでのプレーを楽しんでいるようだ。
■ブラジル代表、古巣への思い
「(名古屋は)パスを回すサッカーで、優勝を目指している」と語るジョーだが、日本行きによりセレソン(ブラジル代表)からは遠ざかると自覚している。それでも「まだ諦めていない」と語る。
「2017シーズンに(コリンチャンスで)実績を残しています。もちろん、それでも難しいことは理解していますが、日本行きは家族を尊重しての選択でした」
日本で満足な成績を挙げれば、ブラジル代表に選出される可能性が残されていると考えているようだ。
ジョーは2017年、コリンチャンス優勝の立役者となった。復帰の意思はあるのだろうか。その問いにジョーは「僕はコリンチャンスで引退したいと思っています。僕は“コリンチアーノ”ですから、名古屋との契約が満了した後で、コリンチャンスに復帰できることを願っています」と答えた。
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