【動画】名古屋、またも3失点で13試合未勝利…柏は江坂が2発／J1第15節

J1リーグ第15節、名古屋グランパス対柏レイソルは3-2で柏が勝利を収めた。

■J1第15節名古屋 2-3 柏

名古屋：ジョー（41分）、玉田（64分）
柏：江坂（16分、56分）、中山（47分）

明治安田生命J1リーグ第15節が20日に行われ、豊田スタジアムで名古屋グランパスと柏レイソルが対戦した。

序盤は名古屋が攻め込むも、先制点は柏にもたらされた。16分、右サイドからのマイナスのクロスにFW伊東純也が合わせるもブロックされ、こぼれ球に走り込んだFW江坂任が右足を振り抜いてネットを揺らした。

35分、名古屋が左CKを獲得。FWガブリエル・シャビエルのクロスをMFワシントンが頭で後ろへそらし、MF和泉竜司がダイレクトで強烈なシュート。同点ゴールを奪ったかに見えたが、ゴール前に残っていた選手がプレーに関与したと判断され、オフサイドの判定に。今季の日本人選手による初ゴールは幻となった。

しかし41分、先発出場の名古屋MF玉田圭司が個人技で左サイドの攻防を制し、マイナスのクロス。相手DFに当たるも、再びボールは玉田の元へ。再度ラストパスを送ると、FWジョーが鋭いシュートをネットに突き刺した。今度こそ正真正銘の同点ゴール。

47分、柏がCKを得ると、FWクリスティアーノのクロスにMF中山雄太がフリーで合わせ、勝ち越しゴール。さらに56分、名古屋DF畑尾大翔のトラップが流れたところを伊東が素早く奪い、フリーの江坂へ。GKとの1対1を冷静に制して追加点を挙げた。

64分、セットプレーの流れからシャビエルにボールが渡り、グラウンダーのラストパスを送り、滑り込んだ玉田がゴールへ押し込んだ。今季日本人選手初ゴールで、名古屋が1点差に迫る。

後半アディショナルタイムには柏GK中村航輔が立ちあがれなくなるアクシデントもあったが、1点リードを守り抜いた。試合は3-2で柏が勝ち、連敗を2で止めた。名古屋はリーグ戦15試合で8度目となる3失点で、開幕2連勝以来13試合勝ちがない。

J1リーグは、本日20日の全試合終了をもってW杯中断に入り、7月18日に再開される。