AS Rom Eusebio di Francesco 13052018Getty Images

同点弾で興奮のローマ指揮官、ベンチでこぶし振り上げ負傷…伊紙からは皮肉も

27日のセリエA第2節ローマ対アタランタ戦(3-3)終了後、ローマの指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコは、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、課題を口にした。

ローマは2分、新加入のMFハビエル・パストーレのゴールで先制したが、その後アタランタに3得点を許し、2点のビハインドを背負った。それでも後半、MFアレッサンドロ・フロレンツィとDFコスタス・マノラスが得点を決めて3-3のドローに持ち込んだ。

「前半はあまりに酷かった。縦パスを選択しようとせず、意味もなく50回はGKにバックパスをしていた。アタランタの驚くべきフィジカルコンディションは称えるべきだ。できることなら7~8人の選手を交代させたかったが、反撃は良かったと思う。だが最後の10分はバランスを失ってしまい、かっとなってしまった。ポジションを上手くキープしなければならないのに間延びしてしまった。アタランタに隙を与えず、勝利を目指さなければならなかった」

なおローマ指揮官は、マノラスの同点弾の直後にベンチで大暴れしたためケガを負い、手首に包帯をまいてピッチを去った。これについて『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「ベンチに対しこぶしを振り上げた結果、手首に(針で)3ポイント、順位表で1ポイント」と皮肉に伝えている。

一方、アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニもドローの結果に納得していないようだ。

「勝てるチャンスがあったのに、少し苦い気持ちだ。すべての状況に上手く対応できていたが、相手が交代した後、守備陣の調整が足りなかった。中央のスペースを突かれてフロレンツィに得点のチャンスを与えてしまった。あのゴールでローマは自信を取り戻してしまったが、相手には重要な選手がいることを忘れてはいけない」

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