日本代表DF吉田麻也が、ロシア・ワールドカップで対峙する、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスとセネガル代表FWサディオ・マネを警戒した。
日本代表は22日、30日のキリンチャレンジカップ2018のガーナ戦に向けた合宿2日目を迎えた。この2日間は、計測をしながらフィジカルの状態を見て負荷に差をつけるトレーニングを敢行している。吉田は「アプローチは完全に変わりましたね」と驚きを見せた。
「僕らというか、スタッフがイキイキしてますね(笑)」と雰囲気の良さを口にする吉田だったが、監督交代の影響について質問が飛ぶと「僕が聞きたいです」と逆質問。「まだやってないですからね。戦術的な話はまだあんまりしていない」と話すにとどめた。
西野朗監督は、これまで長らく日本代表が敷いてきた4バックではなく、3バックシステムを用いることを視野に入れていると言われている。
吉田もサウサンプトンで3バックを経験しているが、「誰が出るかにもよるし、3なのか5バック気味なのかによってもまた変わってくる。やってみないと分からないですね」と具体的な言及は避けた。それでも「どのチームに対してもスペースを与えずにコンパクトな守備で粘り強く守ることが大事」と吉田。「日頃からの積み重ねがワールドカップに出るので、そこを意識してやってきました。だからこそイングランドでやってきましたし、毎週毎週そういう相手とやってきたので、いつも通りです」と平常心を崩さなかった。
日本はW杯のグループリーグで、コロンビア、セネガル、ポーランドと対戦する。吉田は
特にコロンビアが「非常に強い」と警戒。4年前にも対峙し、手を焼いたハメス・ロドリゲスを攻略するポイントとして「彼に対してスペースを与えなかったり、自由を与えないことが大事」であることを挙げた。
そして、2試合目ではセネガルと対戦する日本。そのセネガルで中心選手であるマネは、サウサンプトン時代に吉田とチームメイトだった。マネとは「いつもジムで一緒だったんで、会えるのはすごい楽しみ」とし、「彼は本当にまじめで、アフリカンらしくない向上心を持っている」と称えた。
リヴァプールは、今季のチャンピオンズリーグで11年ぶりの決勝進出を決めた。そのなかでマネは持ち前の爆発的なスピードとずば抜けた身体能力の高さで躍進に大きく貢献している。吉田はマネ対策として「(ハメスと)まったく同じです。前を向かせない。90分を通してそれをやり続けられるかどうか。必殺技はないです」と指摘していた。
日本代表は30日に日産スタジアムでガーナ代表と対戦する。
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