古巣サポの抗議の笛で燃えたボヌッチ、「迷っていたけど」ゴールパフォーマンスを敢行

昨夏、ユヴェントスからミランに加入したレオナルド・ボヌッチは、抗議の笛で迎えた古巣サポーターの前でゴールパフォーマンスを見せた。

ミランに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、古巣であるユヴェントス戦（1-3）においてゴールパフォーマンスを見せた理由を述べた。31日の試合終了後ｍ『Goal』の取材により明らかになった。

ボヌッチは昨夏、イタリア王者ユヴェントスからミランに電撃移籍。31日に行われた古巣との対戦では、28分に1-1となる同点弾を決めてみせた。元同僚のDFアンドレア・バルザーリ、DFジョルジョ・キエッリーニに挟まれながらも頭で押し込んだ。リーグ戦10試合連続で無失点に抑えていたユーヴェ守備網を破り、無失点記録を959分でストップさせている。

試合前、ゴールパフォーマンスについて、「どうなるかな」と言葉を濁していたボヌッチだが、昨シーズンまで慣れ親しんだユヴェントス・スタジアムにおいて、ボールに触るたびにホームの観客から抗議の笛を浴びせられると、パフォーマンスを実施することを決断。ヘッドで得点を挙げた直後に、通常通りのゴールパフォーマンスを見せた。

ボヌッチは、「すごく迷っていたのだが、自分に対する観客の反応を見てやることにした」と明かしている。だが観客からのブーイングについて、意見を問われると、「コメントは避けたい。それに抗議するつもりもない。ビアンコネーロでは、常に全力を尽くしてきたが、運命が分かれることもある。だからこそ最低限のリスペクトは必要だと思う」と述べた。

なおGKジャンルイジ・ブッフォンは、元ユーヴェDFについて、「きれいなゴールを決めたよ。きっと僕やバルザーリ、キエッリーニと一緒にもう1枚写真を撮りたかったのだろう。抗議の笛で燃えたようだね」と皮肉で答えている。

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