19日に行われたトルコカップ準決勝、フェネルバフチェvsベジクタシュの一戦は、57分に観客が投げ込んだ物により、ベジクタシュのシェノル・ギュネシュ監督が頭部を負傷。そのまま病院に搬送されたこともあり、事態を重く見た主審は試合中止の判断を下した。
後日、トルコサッカー連盟は5月3日に中断時点からの再試合を行うことを発表していたが、この動きを受けてベジクタシュ側が再試合をボイコットする意向を示した。
ベジクタシュは「我々は常にフェアプレーを貫こうとしている。連盟は再び試合を行うことを発表したが、これは我々にとって容易に受け入れられる内容ではなく、参加しないことを決めた」と発表。
「クラブ創設以来、我々には115年間に渡る誇りがある。先日の事態は我々が不当な被害を被ったものでものであり、連盟の決定はフェアではない」
すでにトルコカップ準決勝ではアクヒサル・ベレディイェスポルがガラタサライを下して決勝進出を決めている。一方のフェネルバフチェvsベジクタシュは第2戦が試合中止。だが一部報道によると、ベジクタシュが準決勝第2戦の再試合を拒否したことで、フェネルバフチェがそのまま決勝へと駒を進める可能性もあるという。なお、同カードの第1戦は2-2のドロー、第2戦は0-0の状況で58分に中止となった。
しかし、ベジクタシュ指揮官ギュネシュの負傷はフェネルバフチェのファンによる暴挙が元と見られ、ベジクタシュにとってはホーム戦を運営していたフェネルバフチェ側に“落ち度がある”と主張する運びとなっている。
果たして今季のトルコカップの行方はどうなるのか。ベジクタシュのボイコットを受け、トルコサッカー連盟がどのような判断を下すのかにも注目が集まる。
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