日本サッカー協会(JFA)は31日、2018FIFAワールドカップ・ロシアに臨む日本代表23名を発表した。メンバー発表会後、偶然ホテルに居合わせた日本代表MF原口元気(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)が、JFA広報の計らいで報道陣の質問に答えた。
W杯メンバーに選ばれた感想を聞かれると、原口は「4年前だったり、ロンドンオリンピックだったり、なかなか世界大会に縁がなくて悔しい思いをしてきた中で、初めてW杯に行けることはうれしいですね」と、喜びを口にした。
海外移籍直前だった4年前のブラジルW杯は落選。「日本代表として、その場に立てなくて、次こそは必ず中心選手として日本代表が勝つと、日本代表として出るのではなく、日本代表が勝つための選手になりたいと思っていた。まずは第一段階として日本代表に選ばれたので、これからは勝つための時間が始まる」と、これまでの悔しさをバネに、W杯での活躍を誓った。
W杯に向けた意気込みを聞かれると、「日本代表として予選を通じ、(W杯出場の)切符を取るために頑張ってくれた選手がいます」と前置きした上で、「応援してくれている皆さんは少しネガティブな状況かもしれないですが、僕たちはやれると思っています」と語り、「ベスト8に行くこと。日本代表が行ったことのないところへ行くこと」だと、自身の目標を明かした。
フォルトゥナ・デュッセルドルフでともにプレーするMF宇佐美貴史もW杯メンバーに選出された。「もちろん『一緒に出たいね』『そこを目指してやって行こう』という話はしていました。お互いが助け合ってクラブでも結果が出ました。僕もヘルタで出ていなくて、彼も出ていない苦しい中でも助け合えたかな」と、苦しい時期を助け合った同僚に感謝を述べた。
落選したFW浅野拓磨(ハノーファー/ドイツ)、井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ/スペイン2部)、三竿健斗(鹿島アントラーズ)について質問されると、「まだ会っていないです」と回答。そして次のように続けた。
「その3選手だけでなく、予選突破に貢献した選手や、一緒にトレーニングした選手はたくさんいる。僕もオリンピックやW杯で悔しい思いをしているので、彼らの気持ちも分かっているつもりだ。彼らのために……というのはちょっと違うと思うけど、責任を持たなきゃいけない。その責任は重いと自分自身では思っています」
日本代表は30日のキリンチャレンジカップ2018・ガーナ戦で、ロシアW杯前最後となる国内試合を終了。6月8日にスイス、12日にパラグアイと親善試合を行い、いよいよW杯に臨む。

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