千葉MF熊谷アンドリュー、快勝も課題は山積み「良さを全然生かせていない」

ジェフユナイテッド千葉のMF熊谷アンドリューが、チームの意思統一について課題を口にした。

3得点快勝にも、24歳の守備的MFは首をひねる。

「全体的にかみ合わなくて、意思疎通ができていなかった感じはあります」

27日に行われた明治安田生命J2リーグ第16節・ジェフユナイテッド千葉対ロアッソ熊本は、3-1で千葉の逆転勝利。しかしMF熊谷アンドリューは「チームの良さをまだ全然生かしきれていない」と断言する。

「全員で同じスイッチを入れられていない。引くのか、プレスに行くのかもあいまいになっていて、そこをしっかりしないと、どの試合でもやられてしまう。勝負球というか、スイッチを入れるボールを自分が出せるようにならないといけない」と課題を口にした。

ポイントとしては「ダイレクトプレー」を挙げる熊谷。「テンポを変える意味でもダイレクトは大事。自分が求められているのもそこだと思うし、改善できるようにやりたい。あとは味方の動きを見て、みんながもう少し工夫できれば、攻撃に厚みが出る」と分析。千葉はまだまだ強くなると確信している。