明治安田生命J1リーグ第5節が31日に行われ、FC東京とガンバ大阪が味の素スタジアムで対戦した。
前節リーグ初勝利を収めて連勝を目指すFC東京がリーグで未だ白星をつかめず最下位に沈むG大阪をホームに迎えた。FC東京は2トップに永井謙佑とディエゴ・オリヴェイラが入り、両サイドバックには19歳の岡崎慎と21歳の小川諒也が前節に続いてスタメン入りした。一方のG大阪は、倉田秋が3試合ぶりに先発に復帰。トップ下に入った。新加入の大型ボランチ、マテウスが加入後初スタメンを飾った。U-17W杯メンバーの久保建英と中村敬斗はベンチスタートとなった。
試合は立ち上がりからFC東京が攻勢を仕掛ける。2分、右サイドで永井がボールを受けると、ドリブルでPA内に進入。右足で強烈なシュートを放つと、GK東口順昭が一旦セーブするも左に流れたこぼれ球を東慶悟が左足でダイレクトシュート。これがゴールに突き刺さりFC東京が先制した。6分には永井が裏へ抜け出してシュートを放ったがこれは枠を外れてしまう。
#東慶悟 がこぼれ球を押し込んだ！#永井謙佑 が放ったシュートは相手GKに弾かれるも、こぼれに東が反応し、長谷川健太監督率いるFC東京が先制する。
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年3月31日
明治安田J1第5節 FC東京×G大阪は https://t.co/u4BaoHbwDg でライブ中。#時代を変えろ#DAZN@fctokyoofficialpic.twitter.com/scNDVD0XVx
1点を先行しても前への姿勢を崩さないFC東京は12分、FKのチャンスを得ると左サイドバックに入った小川がキッカーに。GKへ向かうボールを蹴ると、マークを外した森重真人が頭で合わせて追加点。序盤にFC東京が2ゴールを奪取した。
【明治安田J1第5節：FC東京×G大阪】#小川諒也 のFKに #森重真人 が頭で合わせ、FC東京が前半のうちに2点をリードする。@fctokyoofficialpic.twitter.com/U5UIFAG5LU
— Goal Japan (@GoalJP_Official) 2018年3月31日
一方のG大阪はFC東京の髙萩洋次郎と橋本拳人のダブルボランチの激しいプレスに制圧され、中々ボールを回すことができない。しかし、39分に井出遥也の縦パスを受けたファン・ウィジョが惜しいシュートを放ってチャンスを作ると、後半アディショナルタイムに井出がPA内で倒されてPKを獲得。このPKをファン・ウィジョが左隅に突き刺してG大阪が前半のうちに1点を返した。
1点差に迫ったG大阪は後半、井出と倉田がそれぞれ決定機を迎えるなど息を吹き返す。すると58分、PA左から途中出場の初瀬亮がクロスを供給すると、ファン・ウィジョが合わせてG大阪があっという間に同点に追いついた。
2点差を追いつかれ嫌なムードが漂うFC東京。しかし64分、左サイドから小川が正確なアーリークロスを送ると、D・オリヴェイラが頭できっちり合わせて勝ち越しに成功する。D・オリヴェイラは湘南戦に続いて2試合連続ゴールとなった。
再びリードされたG大阪は中村を投入して同点ゴールを狙いに行く。井出のパスを受けた森が決定機を迎えるが、GKを林がスーパーセーブ。終盤に攻め込んだものの1点が遠く。試合はそのまま終了。FC東京がG大阪を3-2で下し、2連勝を達成した。
■試合結果
FC東京 3-2 ガンバ大阪
■得点者
FC東京：東慶悟（2分）、森重真人（12分）、ディエゴ・オリヴェイラ（64分）
G大阪：ファン・ウィジョ（45＋2分、58分）
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