■トゥーロン国際 日本 1-1 カナダ
日本:三笘薫(60分)カナダ:ベア(9分)
現地時間3日、第46回トゥーロン国際大会2018が行われ、日本は第3戦でカナダと対戦し1-1の引き分けに終わった。この結果、準決勝進出は叶わず、順位決定戦へと進むこととなった。
ポルトガル戦では退場者を出しながらも土壇場のPKで逆転勝ちを収め、1勝1敗でグループリーグ最終戦のカナダ戦を迎えた日本。自力での準決勝進出が叶わない日本はこの試合、勝利が大前提で、トルコが引き分け以下の結果に終わる必要がある。
まずは勝たなければ話にならない日本だが、ポルトガル戦に続いて先制を許してしまう。9分、初瀬亮のパスが奪われ、ラストパスを受けたベアにゴールを割られた。
日本はビハインドになった後もカナダの高い位置からのプレッシングに苦しみ、ワントップに入ったエースの小川航基にもいい形でボールが入らない。ようやく29分、三好康児の落としから藤谷壮の折り返しをファーサイドの初瀬がシュートというチャンスを作り出すが、ここはGKに防がれる。
1点ビハインドのまま迎えた後半、日本は森島司に代えて三笘薫、小川に代えて上田綺世と、ポルトガル戦逆転勝利の立役者2人を投入する。
後半開始早々、カウンターから上田がペナルティーエリア内右の角度のない位置からシュートを放つなど積極性を見せると、前半からは見違えるようにチームとして連動した前からのプレスがかかり、カナダのミスを誘う。
57分には、板倉滉に代わって中山雄太を投入。すると60分、橋岡大樹のロングパスを相手DFがクリアしきれず、こぼれ球を拾った三笘が冷静なトラップからシュートフェイントでDFのブロックをかわし、ゴール右隅へと流し込んで同点に追いつく。
完全にペースを握った日本は逆転ゴールを目指してカナダゴールへと迫る。64分、右サイドを切り崩した三好の折り返しを三苫が合わせるもDFが体を張ってブロック。66分には、三好の突破からこぼれ球を拾った中山がシュートに行くもGKに阻まれ、67分の左サイドからのFKはこぼれ球を三苫がボレーで押し込むもゴール右へ。72分にも上田が裏に抜け出しシュートを放つが、DFに阻まれるなどあと一歩のところで逆転ゴールが生まれない。
残り5分、スピードのある遠藤渓太を右サイドに投入した日本がカナダを押し込み、後半のカナダのチャンスは皆無という状況に。しかし、78分にロングパスに抜け出した初瀬のループシュートはわずかにゴール右へ。アディショナルタイムは4分と長めに取られたが、終盤は疲れもあり決定機を作り出すには至らず、試合はそのまま終了。勝ち点1を得るにとどまった日本の準決勝進出は叶わず、順位決定戦に進むこととなった。

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