日本代表は12日に行われた国際親善試合でパラグアイ代表に4-2で勝利。ロシアW杯前最後のテストマットを白星で飾った。W杯初戦で日本と対峙するコロンビアメディアは「ライバルの日本がパラグアイを破った」と伝えている。
日本は、32分にオスカル・ロメロの芸術的なボレーで先制を許したが、後半に攻撃陣が爆発。乾貴士の2ゴールで逆転すると、柴崎岳のFKからオウンゴールで加点し、後半アディショナルタイムに香川真司が華麗な足技で相手DFを交わし、ダメ押しの4点目を奪った。
コロンビアの『Win Sports』は、同じ南米のパラグアイについて「質の高い個性的な選手を擁しているが、イメージとアイデアがない」と酷評。一方で、日本については「前半は疲労感があったものの、速くプレーし、優位性が示された」と評価した。
さらに、この試合で2ゴールの活躍を見せた乾が「新しい側面を見せた」とし、「タカシ・イヌイの危険な姿勢はアキラ・ニシノのアプローチに欠かせない存在となった」と称賛の言葉を記した。
さらに、終了間際に昨年10月のハイチ戦以来となるゴールを決めた香川についても「テクニックを披露し、相手GKを打ち負かした」と称えており、敵国の大勝に警戒感を示している。
日本代表はロシアW杯で、コロンビア、セネガル、ポーランドのグループHに同居。19日にコロンビアとの初戦を迎え、24日にセネガル、28日にポーランドと対戦する。

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