初陣ガーナ戦の前にテストマッチか…西野朗新監督が日程変更を示唆

新指揮官のもとで実戦経験の少なさが危惧される日本代表。新たに壮行試合を組む可能性があるようだ。

日本代表の西野朗新監督が12日、新たに練習試合を組む可能性があることを記者会見で示唆した。

西野氏は、7日付けで突如契約解除となったヴァイッド・ハリルホジッチ氏の後任として就任。新監督の初陣は5月30日のガーナ戦となる予定で、チームとしての成熟度が足りないまま、本大会へ臨む可能性が危惧される。

そこで西野監督は「ガーナ戦の前にトレーニングマッチは考えていきたい。状況によるが考えられればと思います」と、新たに実戦経験を積ませたい意向であると語った。

また、国内リーグが5月19,20日で中断、海外組は5月2週目、本田圭佑がプレーするメキシコリーグ（リーガMX）は4月に終了する。選手たちが合流するタイミングがばらばらになるとし、「いかにリフレッシュしてキャンプに入れるかだと思う」とコンディション調整が重要になることを主張した。

「選手たちのストレスにならないように考えていきたい」と選手ファーストであることを強調した新指揮官。ワールドカップ本大会前に、若干の日程変更の可能性もありそうだ。