フォルトゥナ・デュッセルドルフは22日、ブンデスリーガ2部第31節でインゴルシュタットに3-0と快勝した。ドイツメディア『WESTDEUTSCHE ZEITUNG』は、先発した原口元気と宇佐美貴史に高い評価をつけている。
2部優勝目前まで来て3連敗と、足踏み状態の続くデュッセルドルフ。それでも、この試合は立ち上がりから攻め込み、7分には原口のアシストから先制。さらに39分、65分と宇佐美がCKから得点をお膳立てし、3-0と勝利を挙げた。
この試合で輝きを放った日本代表2選手に、『WESTDEUTSCHE ZEITUNG』は高評価をつけている。
原口元気は、チームトップの「1」に。「ゲンキ・ハラグチはフォルトゥナの頭脳だ。試合のペースやタイミングを正確に良く知っている。クレバーに1点リードをもたらし、対峙する相手は困難に陥った。悪かったのは独力での得点と、近距離からシュートを外したことだけだろう」と、絶賛している。
一方、2アシストの宇佐美には「2」が。寸評では、「フォルトゥナでの最初のタカシ・ウサミはもういない。彼自身のパフォーマンスがとても良かっただけではなく、同胞のハラグチとうまく連携した。後方での働きも効果的だった」と、原口との連携を含めて称賛している。
残り3試合で首位をキープするデュッセルドルフ。一部昇格へ向け、1ゴール4アシストの原口、7ゴール4アシストの宇佐美の両日本代表は、チームに欠かせない存在となっている。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
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