元日本代表主将・長谷部誠、W杯後の苦悩を告白「モチベーションを上げるのは難しかった」

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今夏のW杯を最後に代表からの引退を表明したベテラン。シーズン序盤の不調に言及。

元日本代表MFの長谷部誠は今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)後に立ち向かった苦悩について明かしている。地元メディア『ヘッセンシャウ』が伝えた。

2006年に日本代表に初選出された長谷部は2010年にはキャプテンに就任。今年のW杯を最後に114キャップを記録した代表からの引退を表明し、今後はフランクフルトでのプレーに専念する決断を下した。しかし、クラブでの新シーズンになかなか気持ちを切り替えることができなかったようだ。

「大きな大会の後、すぐにモチベーションを上げるのは難しかったです。燃え尽きた感覚があり、フレッシュさを欠いていました。昨シーズンはポカールを優勝し、少しばかり自己満足していた部分もあったと思います。なので最初の1~2カ月は身体に限らずメンタルも難しかったです。ですが、今はまたフレッシュな気分になり、ハングリー精神も取り戻しました」

クラブに戻った長谷部は、バイエルン・ミュンヘンとのスーパーカップ戦やDFBポカール1回戦のウルム戦にはそれぞれフル出場。だがブンデスリーガ開幕節フライブルク戦はコンディション不良で欠場すると第2節ブレーメン戦はベンチ外となり、第3節ボルシア・ドルトムント戦はベンチ入りするも出番が訪れなかった。

今夏に就任したアディ・ヒュッター新監督は、長谷部の控えメンバーの状況について「たくさん話し、起用しない理由を説明してくれました。そのため、苛立つことはありませんでしたし、納得できていました」とコメント。オーストリア人指揮官とバイエルンへと向かったニコ・コバチ前監督の違いについては「もちろん2人とも素晴らしい監督です!違いと言えばコバチの下での練習はより激しかったところですかね。その分、ヒュッタ―は選手たちとコミュニケーションを取ることがより多いかと」と続けた。

9月20日に行われたヨーロッパリーグのマルセイユ戦以降の公式戦6試合は連続フル出場を果たし、チームの4勝1分け1敗といった好成績に貢献。徐々に調子を取り戻し、ここ数試合は地元メディアに「欠かせない存在」(『フランクフルター・ルンドシャウ』)と絶賛されるほどの存在感を発揮。「可能な限り長くフランクフルトでプレーすることを望んでいます」と語り、来夏に満了となるクラブとの現行契約を延長する考えも示唆する一方で、現役キャリア後についても触れた。

「今はプレーすることしか考えてませんし、それに集中したいと思っています。それからはドイツで指導者ライセンスを取ることも考えられます。ドイツでのその教育は素晴らしいと聞いていますので、ドイツで学ぶことを目指します」

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